変圧器の損失
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度 後期(2023年11月12日(日)実施) No.6の問題です。論点は「電気機器」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
変圧器の損失に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
ただし,電圧及び周波数は一定とする。
解答欄
正解
正解:1.鉄損は,負荷電流に比例する。
解き方
- 変圧器の鉄損(ヒステリシス損+渦電流損)は鉄心の磁束によって生じる無負荷損で,電圧・周波数が一定なら負荷電流に関係なくほぼ一定である。負荷電流に比例するとする1が不適当である。
- 銅損は巻線抵抗による I²R の損失なので負荷電流の2乗に比例し,負荷損に分類される。鉄損と銅損が等しくなる負荷で効率が最大になる。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。鉄損は負荷電流に関係なくほぼ一定である。
- 2.適当。鉄損にはヒステリシス損と渦電流損が含まれる。
- 3.適当。銅損は I²R なので負荷電流の2乗に比例する。
- 4.適当。銅損は負荷電流によって変わるので負荷損に分類される。
引っかけ:鉄損=一定(無負荷損),銅損=電流の2乗(負荷損)。「比例」「2乗に比例」「一定」の入替えに注意。
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→令和5年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度 後期(2023年11月12日(日)実施) No.6。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する