高所作業車での剪定(作業床の高さ・墜落制止用器具の型式と選定)
これは2級造園施工管理技士 第二次検定 令和3年度(2021年11月21日(日)実施) 問題3 設問(3)(ロ)の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
(3)(ロ) イチョウの剪定に当たり、高さ8mの箇所での作業が生じることから高所作業車を用いることとした。次の記述の[A]〜[C]に当てはまる最も適当な語句又は数値を下記のア〜キから選び、その記号を記入しなさい。(ただし、平成30年の労働安全衛生法令の改正、及び墜落制止用器具の規格の平成31年1月25日付厚生労働省告示第11号に伴う経過措置については、適用されないものとする。)
【問題3】次に示す〔工事数量表〕及び〔工事に係る条件〕に基づく造園工事の安全管理に関する以下の設問(1)〜(4)について答えなさい。
〔工事に係る条件〕
・本工事は、供用中の総合公園において、上記の工事数量表に基づく工事を施工するものである。
・移植するクスノキは、供用区域内で生育するものを掘り取って移植する。
・高木移植工の施工箇所は、平坦地である。
・公園区域内には、架空線などの障害物はない。
(3) 高中木整姿工において、移動はしご及び高所作業車を用いてイチョウの剪定作業を行うことにした。同作業に関する安全管理に関し、以下の(イ)、(ロ)について答えなさい。
・「労働安全衛生規則」において、高さ[A]m以上の箇所で剪定作業を行う場合には作業床を設ける必要がある。
・本作業の条件を踏まえ、高所作業車の作業床における作業の安全対策として、[B]の墜落制止用器具を使用する必要がある。
・墜落制止用器具の選定に当たっては、使用可能な最大重量が定められているので、[C]に耐えるものでなければならない。
(選択欄)ア.2 イ.4 ウ.6 エ.胴ベルト型(U字つり) オ.フルハーネス型 カ.着用者の体重 キ.着用者の体重と装備品の重量の合計
| 工種 | 種別 | 細別 | 規格 | 単位 | 数量 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 樹木整姿工 | 高中木整姿工 | イチョウ | H(m) 12.0、C(m) 1.5、W(m) 6.0 | 本 | 10 | |
| 移植工 | 高木移植工 | クスノキ | H(m) 5.5、C(m) 0.40、W(m) 3.0 | 本 | 5 | 八ツ掛支柱(丸太三本) |
解答欄
正解
| A | ア.2(ア・2 も正解) |
|---|---|
| B | オ.フルハーネス型(オ・フルハーネス型 も正解) |
| C | キ.着用者の体重と装備品の重量の合計(キ・着用者の体重と装備品の重量の合計 も正解) |
解き方
- A:労働安全衛生規則第518条第1項は、高さが2m以上の箇所で作業を行う場合に墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、足場を組み立てる等の方法により作業床を設けるとしている。よってA=2(ア)。
- B:同規則第194条の22は、高所作業車(作業床が垂直にのみ昇降するものを除く)を用いて作業を行うときは、作業床上の労働者に要求性能墜落制止用器具等を使用させるとしている。墜落制止用器具の規格(平成31年厚生労働省告示第11号)第2条第1項は、6.75mを超える高さの箇所で使用する墜落制止用器具はフルハーネス型でなければならないとしている。本作業は高さ8mなので、B=フルハーネス型(オ)。
- C:同規格第2条第2項は、墜落制止用器具は着用者の体重及びその装備品の質量の合計に耐えるものでなければならないとしている。ショックアブソーバなどには使用可能な最大質量が表示されているので、着用者の体重に工具などの装備品の重量を加えた合計がそれを超えないものを選ぶ。よってC=着用者の体重と装備品の重量の合計(キ)。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級造園施工管理技士 第二次検定 令和3年度(2021年11月21日(日)実施) 問題3 設問(3)(ロ)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する