株立物の樹高の寸法規格(ナツツバキ3本立)
これは2級造園施工管理技士 第一次検定 令和3年度 前期(2021年6月6日(日)実施) No.40の問題です。論点は「樹木の規格・植栽基盤の調査」(重要度A・解答の形は4つの選択肢から当てはまるものを全て選ぶ形式)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
ナツツバキの植付けに当たって,下表の(ア)〜(エ)について,本工事に使用する樹木として,樹高の寸法規格基準を満たしているものを全て選びなさい。
次の工事数量表及び工事に係る条件に基づく造園工事に関して,以下の問題37〜40について答えなさい。
〔工事に係る条件〕
・本工事は関東地方の近隣公園の未供用区域において,上記の工事数量表に基づき施工するものである。
・公園の周辺は主に住宅地で,公園の近くには小学校がある。
・植栽基盤工は,植栽工及び移植工を行う区域で実施する。
・地被類植栽工は,石材系舗装工の延段の周辺で行う。
・移植工のクスノキは,約500m離れた別の公園から移植する。
・延段の施工に当たっては,全て不整形な自然石を使用する。
・工期は12月10日から翌年の3月20日までである。
〔工事数量表〕
| 工種 | 種別 | 細別 | 規格 | 単位 | 数量 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 植栽基盤工 | 土性改良工 | 土性改良 | バーク堆肥 | m² | 500 | |
| 植栽工 | 高木植栽工 | ナツツバキ | H(m) 3.0、C(m) 0.15、W(m) ―、株立数 3本立 | 本 | 30 | 竹3本八ツ掛支柱 |
| 植栽工 | 地被類植栽工 | ノシバ | 36cm×28cm×10枚 | m² | 160 | べた張り(目土あり) |
| 移植工 | 高木移植工 | クスノキ | H(m) 3.5、C(m) 0.12、W(m) 1.5 | 本 | 5 | 竹3本八ツ掛支柱 |
| 園路広場工 | 石材系舗装工 | 延段 | W:1.2m L:15.0m | m² | 18 |
| 記号 | 各幹の高さ(m) | ||
|---|---|---|---|
| (ア) | 3.4 | 3.0 | 2.6 |
| (イ) | 3.3 | 2.9 | 2.8 |
| (ウ) | 3.2 | 3.1 | 2.0 |
| (エ) | 3.1 | 3.0 | 2.3 |
解答欄
正解
正解:(1) (ア) / (4) (エ)
この 2 つを全て選び、ほかは選ばないときに正解です。
解き方
- 公共用緑化樹木等品質寸法規格基準(案)では,株立数が3本立以上の場合,指定株立数について過半数は所要の樹高に達しており,他は所要の樹高の70%以上に達していることとしている。
- 本工事のナツツバキはH3.0m・3本立なので,3本のうち2本以上が3.0m以上で,残りが3.0×0.7=2.1m以上であればよい。
- (ア)は3.4m・3.0mの2本が3.0m以上,残り2.6mは2.1m以上で満たす。(イ)は3.0m以上が3.3mの1本だけで満たさない。(ウ)は残りの2.0mが2.1m未満で満たさない。(エ)は3.1m・3.0mの2本が3.0m以上,残り2.3mは2.1m以上で満たす。よって(ア)(エ)が満たしている。
選択肢ごとの解説
- (1)満たしている。2本が3.0m以上で,残りの2.6mは2.1m以上である。
- (2)満たしていない。3.0m以上は3.3mの1本だけで,過半数に達していない。
- (3)満たしていない。残りの2.0mが所要の樹高の70%(2.1m)未満である。
- (4)満たしている。2本が3.0m以上で,残りの2.3mは2.1m以上である。
引っかけ:2本立は1本が所要の樹高,3本立以上は過半数が所要の樹高に達し,他は所要の樹高の70%以上。
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論点ページ:樹木の規格・植栽基盤の調査の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級造園施工管理技士 第一次検定 令和3年度 前期(2021年6月6日(日)実施) No.40。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する