公園施設
重要度 B問題1・問題2で出題過去問 4問
公園施設は、1級造園施工管理技士 第二次検定の平成28年度〜令和7年度(10回)のうち4回で出題された論点です(収録212問中4問・重要度B)。出題されるのは問題1・問題2です。
要点:木製・スチール製遊具の据付けと設置面で留意する事項。
覚える要点
- 遊具は「都市公園における遊具の安全確保に関する指針(改訂第3版、令和6年6月)」による。利用動線と各遊具の運動方向を考えた安全領域を遊具ごとに確保し、ほかの遊具・樹木・柵と重ねない。安全領域の最小値は落下高さ600mm以下で1,500mm、600mmを超えると1,800mm
- 設置面は落下時の衝撃が大きいコンクリートやアスファルトにせず、必要に応じて砂・ウッドチップ・ラバーなどの衝撃吸収材を使う。設置箇所とその周囲は地表面下も障害物を除き、水はけよく地均しして十分転圧する
- コンクリート基礎は金属製遊具の支柱地際を除き地表面に露出させない。土砂の流出や排水不良は基礎の露出や腐食・腐朽の原因になるので、排水に配慮し、地際部は材質に応じて防蝕対策を行う
- 組立てでは、ボルト・ナットは座金を入れて緩みなく締め、安全上必要な箇所はダブルナット・Uナット・袋ナットとし、木部の見え掛りはかんな削りでとげ・ばりをなくす。ボルトを隠す埋木は取れないようにする
勉強のしかた:問題2・問題1で木製・スチール製遊具の据付けが数年おきに出る。配置(安全領域)・設置面(衝撃吸収・排水・平たん)・基礎(露出させない)・組立て(ボルト・とげ)の4つの観点で1つずつ書けるようにし、設問で除外された観点を書かないようにする。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、公園施設で間違えやすい点を集めました。
- 令和6年度 問題1 設問(4):「安全領域を確保する」「動線を交差させない」は配置の留意事項で除外。設置面そのもの(材料・基礎の収め方・排水・平たんさ)について書く。
- 令和4年度 問題2 設問(4):「配置」と「設置面」を1つずつ書く。配置は安全領域・動線・障害物、設置面は衝撃吸収・平坦と排水・基礎の露出防止。脱色アスファルト舗装の上など硬い面に置くのは不可。
- 令和2年度 問題2 設問(5):除外条件が多い設問。ボルト・ナットの締付けなどの組立ては除外なので、配置(安全領域・動線)・基礎の露出防止・設置面(衝撃緩和・排水)から2つ書く。
- 平成28年度 問題2 設問(4):「供用後の安全な利用」が条件なので、工事中の仮囲いなど施工中の安全対策は答えにならない。木製遊具では、とげ・ばり、ボルトの突起、地際の腐朽、基礎の露出が要点。
この論点の問題
木製複合遊具の据付けで設置面について留意すべき事項令和6年度 問題1 設問(4)
木製複合遊具の据付け(遊具の配置・設置面の留意事項)令和4年度 問題2 設問(4)
スチール製遊具を据え付けるときに供用後の安全な利用のために留意すべき措置令和2年度 問題2 設問(5)
木製遊具の組立て・据付けで留意すべき施工上の措置(供用後の安全な利用のため)平成28年度 問題2 設問(4)
同じ問題で出る論点
問題1・問題2では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成28年度〜令和7年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。