買収により発生したのれんの年間償却額
これは建設業経理士2級 第34回(2024年3月10日(日)実施) 第2問 (4)(配点 3点)の問題です。論点は「その他」(重要度C・解答の形は金額)。採点すると、解き方 4 手順・引っかけの指摘が読めます。
次の( )に入る正しい金額を計算しなさい。
A社を ¥5,000,000 で買収した。買収直前のA社の資産・負債の簿価は、材料 ¥800,000、建物 ¥2,200,000、土地 ¥500,000、工事未払金 ¥1,200,000、借入金 ¥1,800,000 であり、土地については時価が ¥1,200,000 であった。この取引により発生したのれんについて、会計基準が定める最長期間で償却した場合の1年分の償却額は ¥( )である。
解答欄
正解
| のれんの1年分の償却額 | 190,000 円 |
|---|
解き方
- 受け入れた純資産は時価で評価する。土地は簿価 500,000 ではなく時価 1,200,000 を使う。
- 純資産の時価 = (800,000 + 2,200,000 + 1,200,000) − (1,200,000 + 1,800,000) = 4,200,000 − 3,000,000 = 1,200,000。
- のれん = 買収額 5,000,000 − 純資産の時価 1,200,000 = 3,800,000。
- のれんは会計基準により 20 年以内に定額法などで償却する。最長の 20 年で償却すると 3,800,000 ÷ 20 年 = 190,000。
引っかけ:土地を簿価のまま計算すると、のれんが 4,500,000 になり答えが 225,000 にずれる。時価が示された資産は時価に置き換えること。のれんの最長償却期間は 20 年。
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第34回の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した建設業経理士2級 第34回(2024年3月10日(日)実施) 第2問 (4)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する