法人税の確定申告時の納付(中間納付額の控除)
これは建設業経理士2級 第32回(2023年3月12日(日)実施) 第1問 (2)(配点 4点)の問題です。論点は「消費税・法人税等」(重要度C・解答の形は記号+勘定科目+金額)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
次の各取引について仕訳を示しなさい。使用する勘定科目は下記の<勘定科目群>から選び、その記号(A〜X)と勘定科目を書くこと。
乙社は、確定申告時において法人税を現金で納付した。対象事業年度の法人税額は ¥3,800,000 であり、期中に中間申告として ¥1,500,000 を現金で納付済である。
A現金B当座預金C受取手形D完成工事未収入金E未成工事支出金F仮払法人税等G機械装置H工事未払金J貸倒引当金K未払法人税等L資本金Mその他資本剰余金N利益準備金Q完成工事高R完成工事原価S貸倒損失T貸倒引当金戻入益U償却債権取立益W固定資産売却益X法人税、住民税及び事業税
解答欄
正解
| 記号 | 借方科目 | 金額 | 記号 | 貸方科目 | 金額 |
|---|---|---|---|---|---|
| K | 未払法人税等 | 2,300,000 | A | 現金 | 2,300,000 |
解き方
- 確定申告で納付する額 = 年税額 3,800,000 − 中間納付済 1,500,000 = 2,300,000。
- 前期末の決算で、法人税等 3,800,000 のうち中間納付分(仮払法人税等 1,500,000)を充当した残り 2,300,000 は未払法人税等として計上済みである。
- 納付時はその未払法人税等を取り崩す。借方 未払法人税等 2,300,000 / 貸方 現金 2,300,000。
引っかけ:確定申告時の納付は費用(法人税、住民税及び事業税)ではなく、決算で計上した未払法人税等の支払いである。年税額 3,800,000 をそのまま書かないこと。
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論点ページ:消費税・法人税等の要点この論点の出題実績とよくある間違い
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した建設業経理士2級 第32回(2023年3月12日(日)実施) 第1問 (2)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する