令和元年度 問題5(受検種別:仕上げ)論点:受検種別の問題(建築・躯体・仕上げ)重要度 A未着手

受検種別:仕上げ(タイル接着力試験・木工事・軽量鉄骨壁下地・ビニル床シートの熱溶接)

これは2級建築施工管理技士 第二次検定 令和元年度(2019年11月10日(日)実施) 問題5(受検種別:仕上げ)の問題です。論点は「受検種別の問題(建築・躯体・仕上げ)」(重要度A・解答の形は四肢択一・穴埋め)。採点すると、解き方 4 手順・引っかけの指摘が読めます。

次の1.から4.の各記述において,下線部の語句又は数値が適当なものには○印を,不適当なものには適当な語句又は数値を記入しなさい。

(下線部は①「…」のように,記号を付けて示す。)

1. 鉄筋コンクリート造の外壁面をセメントモルタルによる磁器質タイル張りとする場合のタイル接着力試験は,夏季を除き,タイル施工後2週間以上経過してから行うのが一般的である。

また,タイル接着力試験では,試験体のタイルの目地部分をダイヤモンドカッターで①「モルタル」面まで切り込みを入れ,周囲と絶縁した後,引張試験を行い,引張接着強度と破壊状況を確認する。

なお,試験体のタイルの数は,100m²ごと及びその端数につき1個以上,かつ,全体で②「2」個以上とする。

2. 木工事において,製材を加工して内装部材に使用する場合,角材の両面を仕上げる時は,両面合せて5mm程度の削り代を見込んだ③「仕上がり」寸法の製材を使用する。

また,敷居や鴨居に溝じゃくりを行う際に,溝じゃくりを行う面に木の表裏がある場合,木の性質として,④「木裏」側にそる傾向があるため,④「木裏」側に溝じゃくりを行う。

3. JIS(日本工業規格/現日本産業規格)の建築用鋼製下地材を用いたせっこうボード壁下地の場合,スタッドは,スタッドの高さによる区分に応じたものを使用する。

また,せっこうボード1枚張りの壁の場合のスタッド間隔は,⑤「450」mm程度として上下ランナーに差し込み,半回転させて取り付ける。

なお,スタッドの建込み間隔の精度は,±⑥「15」mm以下として,せっこうボードを張り付ける。

4. 塩化ビニル系床シートの熱溶接工法では,床シート張り付け後⑦「12」時間以上の接着剤の硬化時間を置き溶接作業にかかる。

また,床シートの溶接部は,床シート厚さの1/2~2/3程度の深さでV字又はU字に溝を切り,熱溶接機を用いて床シートと溶接棒を⑧「同時」に溶融させて,余盛りができる程度に加圧しながら溶接する。

なお,余盛りは,溶接部が冷却した後に削り取る。

解答欄

語句や数値を入力して「採点する」を押してください。主な言い換えは正解にしていますが、判定が合わないときは正解と見比べてください。

正解

①(モルタル)コンクリート(躯体コンクリート・コンクリート下地 も正解)
②(2)3(三 も正解)
③(仕上がり)ひき立て(挽き立て・ひきたて・挽立て・ひき立・引き立て も正解)
④(木裏)木表
⑤(450)300(300mm も正解)
⑥(15)5(5mm も正解)
⑦(12)○
⑧(同時)○

解き方

  1. 1. 引張接着試験の試験体は,目地部分をコンクリート面まで切断して周囲と絶縁したものとし,個数は100m²ごと及びその端数につき1個以上,かつ,全体で3個以上とする(標仕 11.1.7)。張付けモルタルとコンクリート下地の界面の接着も確かめるため,モルタル面で止めずにコンクリート面まで切る。→ ①コンクリート,②3
  2. 2. 削り代を見込んだ製材の寸法は,のこぎりでひいたままの「ひき立て寸法」。仕上がり寸法は削った後の寸法(標仕 12.1.3)。木材は乾燥すると木表側が凹になるように反る(木表側にそる)ので,敷居・鴨居の溝じゃくりは木表側に行う(反っても溝の幅が狭まらず建具の動きを妨げない)。→ ③ひき立て,④木表
  3. 3. スタッドの間隔は,下地張りのある場合は450mm程度,仕上材料となるボードを直張りする場合(1枚張り)は300mm程度とする(標仕 14.5.3)。スタッドの建込み間隔の精度は,一般に±5mm以下とする。→ ⑤300,⑥5
  4. 4. 熱溶接工法では,はぎ目・継目の溝切りはビニル床シート張付け後,接着剤が硬化した状態を見計らって行い(標仕 19.2.3),一般に張付け後12時間以上置いてから溶接する。溝はV字形又はU字形とし床シート厚さの2/3程度まで切り,熱溶接機でビニル床シートと溶接棒を同時に溶融し,余盛りができる程度に加圧しながら溶接し,完全に冷却した後に余盛りを削り取る(標仕 19.2.3)。→ ⑦○,⑧○
引っかけ:④は下線が2か所あるが同じ語なので,どちらも「木表」に直す(1つの答え)。⑤の450mmは下地張りのある(2枚張りの)場合の値。②の個数は「100m²ごとに1個以上」と「全体で3個以上」の両方を満たす。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級建築施工管理技士 第二次検定 令和元年度(2019年11月10日(日)実施) 問題5(受検種別:仕上げ)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する