コンクリートの運搬・打込み・締固め・仕上げ
これは2級舗装施工管理技術者 一般試験 平成29年度(2017年6月25日(日)実施) 問1の問題です。論点は「コンクリート」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリート構造物に用いるコンクリートの運搬、打込み、締固めおよび仕上げに関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 滑らかで密実な表面を必要とする場合には、できるだけ早い時期に、金ごてでコンクリート上面を軽く仕上げなければならない。
解き方
- コンクリート標準示方書[施工編]の仕上げの規定では、滑らかで密実な表面を必要とする場合は、作業が可能な範囲で「できるだけ遅い時期」に、金ごてで「強い力を加えて」上面を仕上げるとされる。
- (1) は時期を「できるだけ早い時期」、力を「軽く」としており、示方書と逆である。早い時期の金ごて仕上げはブリーディング水を閉じ込め、表面の脆弱化の原因となる。
- 運搬・養生温度・再振動の記述は示方書どおりであり、不適当なものは (1) である。
選択肢ごとの解説
- (1)不適当。金ごて仕上げは作業可能な範囲でできるだけ遅い時期に、強い力を加えて行う。
- (2)適当。運搬は荷下ろしが容易で、材料分離やスランプ・空気量の変化が小さい方法による。
- (3)適当。硬化に必要な温度条件を保つため、必要に応じて養生温度を制御する。
- (4)適当。再振動は締固めが可能な範囲でできるだけ遅い時期に行うと、空隙が減り強度・付着が向上する。
引っかけ:再振動と金ごて仕上げはともに「できるだけ遅い時期」が正しい。「早い時期」「軽く」の入れ替えに注意する。
同じ論点の過去問
令和8年度 問2施工環境等に応じたコンクリートの施工
令和7年度 問2コンクリートの打込み
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令和3年度 問2コンクリートの運搬・施工
論点ページ:コンクリートの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した2級舗装施工管理技術者 一般試験 平成29年度(2017年6月25日(日)実施) 問1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する