土質調査の原位置試験
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 平成30年度 後期(2018年10月28日(日)実施) No.1の問題です。論点は「土質調査・軟弱地盤対策」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。
土質調査に関する次の試験方法のうち,原位置試験はどれか。
解答欄
正解
正解:(3) スウェーデン式サウンディング試験
解き方
- 原位置試験は、地盤の現地で地盤の性質を直接調べる試験で、標準貫入試験、スウェーデン式サウンディング試験、平板載荷試験、現場透水試験などがある。
- スウェーデン式サウンディング試験(JIS A 1221)は、荷重をかけたスクリューポイントの貫入量と回転数から土の硬軟や締まり具合を調べる原位置試験であり、(3)が該当する(2020年の JIS 改正で名称はスクリューウエイト貫入試験となった)。
- (1)(2)(4)は、現地で採取した試料を試験室で調べる室内試験である。
選択肢ごとの解説
- (1)該当しない。締固め試験は、最大乾燥密度と最適含水比を求める室内試験である。
- (2)該当しない。含水比試験は、試料を炉乾燥して含水比を求める室内試験である。
- (3)該当する。荷重と回転による貫入から、土の硬軟・締まり具合を現地で調べる。
- (4)該当しない。土粒子の密度試験は、ピクノメーターを用いる室内試験である。
引っかけ:締固め試験は施工管理に使われるため現場の試験と思いがちだが、試料を持ち帰って行う室内試験である。「現地で地盤そのものを調べるか」で区別する。
現行法令との関係:(3) の「スウェーデン式サウンディング試験」は、JIS A 1221 の 2020 年改正で「スクリューウエイト貫入試験」に名称が変わった。試験の方法と求める値(Wsw・Nsw)は同じで、この問題の答えは変わらない。現行名称で出す場合は (3) を「スクリューウエイト貫入試験」とすればよい。
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論点ページ:土質調査・軟弱地盤対策の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 平成30年度 後期(2018年10月28日(日)実施) No.1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する