クスノキの掘取りの根巻き(縄で根鉢を締める順序・穴埋め)
これは1級造園施工管理技士 第二次検定 令和6年度(2024年12月1日(日)実施) 問題3 設問(2)の問題です。論点は「植栽・移植」(重要度A・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
(2) 高木移植工に関し、クスノキの移植において樹木の活着を良好にするため、掘取りの際に「根巻き」を行うこととした。実施した掘取り作業に関する次の記述の[①]、[②]に当てはまる適当な語句を解答欄に記述しなさい。
【問題3】品質管理に関する以下の設問(1)、(2)について答えなさい。
・掘回し、根切りの終わったクスノキを土付きの根鉢として掘り上げるにあたり、根巻きは、縄で根鉢を締めつける方法とし、まず根鉢の周囲を横に巻く[①]を行い、次いで縦・横に縄をかける[②]を行った。
解答欄
正解
| ① | 樽巻き(樽巻・たる巻き も正解) |
|---|---|
| ② | 揚巻き(揚げ巻き・揚巻・あげ巻き も正解) |
解き方
- 根巻きは、樹木の移動に際し、土を着けたままで鉢を掘り、土を落とさないよう鉢の表面を縄その他の材料で十分に締め付けて掘り上げることである(公共用緑化樹木等品質寸法規格基準(案)(第5次改訂) の定義)。根巻きを行う前に、あらかじめ根の切り返しを行い、わら縄で根を堅固に巻き付け、土質または根の状態によっては、こもその他の材料で養生した後に巻き付ける(公園緑地工事共通仕様書(令和6年5月) 第2章2-4-4 5)。
- ①:樽巻きは、わら縄を根鉢の周りに沿って水平方向にたたき締めながら、緩まないように強く巻くもので、鉢の上部から巻き始めて順に下部へ進め、最後は巻き止まりの縄を切り根などに掛けて鉢の上に上げ、幹の根元に結び付ける。根鉢の側面を締めて鉢の形を固める(1級第一次検定(平成29年度・令和6年度)でも、この樽巻きの説明は適当な記述として出題されている)。
- ②:揚巻きは、樽巻きを終えた根鉢に、鉢の肩から底部へ縄を上下(縦・斜め)に掛け回し、横の縄と組み合わせて鉢の上面と底部を締め上げる巻き方である。掘り取った根鉢に樽巻きと揚巻き(揚げ巻き)を行って鉢崩れと乾燥を防ぐことは、1級第一次検定(令和7年度)でも適当な記述として出題されている。
引っかけ:①は根鉢の側面を横(水平)に巻く樽巻き、②はその上から縦・横に縄を掛ける揚巻き。順序を逆にしない。
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論点ページ:植栽・移植の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和6年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第二次検定 令和6年度(2024年12月1日(日)実施) 問題3 設問(2)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する