搬入したソメイヨシノを2日間現地保管するときの乾燥防止の措置
これは1級造園施工管理技士 第二次検定 令和5年度(2023年12月3日(日)実施) 問題4 設問(1)(ニ)の問題です。論点は「植栽・移植」(重要度A・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。
(ニ) ソメイヨシノの植栽工において、現地搬入した樹木が直ちに植え込めず、2日間の現地保管が必要になったため、風当たりの強い場所、日照および照り返しの強い場所を避けて保管した。これらに加え、樹木の乾燥を防ぐために行うべき品質管理上の措置について、具体的に1つ記述しなさい。ただし、仮植えは行わないものとする。
【問題4】品質管理に関して、以下の設問(1)〜(3)について答えなさい。
(1) 次に示す〔工事数量表〕に基づく造園工事の品質管理に関して、以下の設問(イ)〜(ホ)について答えなさい。
〔工事数量表〕
| 工種 | 種別 | 細別 | 規格 | 単位 | 数量 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 植栽工 | 高木植栽工 | エゴノキ | H(m) 3.5、C(m) 0.21、W(m) ―、株立数 3本立以上 | 本 | 10 | 支柱取付け |
| 植栽工 | 高木植栽工 | ソメイヨシノ | H(m) 3.0、C(m) 0.12、W(m) 1.0、株立数 ― | 本 | 5 | 支柱取付け |
| 植栽工 | 高木植栽工 | ヒマラヤスギ | H(m) 2.5、C(m) ―、W(m) 0.9、株立数 ― | 本 | 2 | 支柱取付け |
| 植栽工 | 地被類植栽工 | シバザクラ | 3芽立、コンテナ径9.0cm | 株 | 2,500 | |
| 植栽工 | 地被類植栽工 | ノシバ | 36cm×28cm×10枚 | m² | 3,000 | 目地張り(目土あり) |
| 移植工 | 高木移植工 | ケヤキ | H(m) 7.0、C(m) 0.80、W(m) 3.0、株立数 ― | 本 | 1 | 支柱取付け |
解答欄
正解
樹木の乾燥を防ぐための品質管理上の措置 模範解答
根鉢に土をかぶせて覆土し、樹木全体をシートやこもで覆って、根鉢と枝葉に適宜散水し湿りを保つ。
46 字別解
根鉢をぬらしたこもやシートで包み、乾かないよう朝夕に散水して、根鉢の湿りを保つ。
樹木全体をシートで被覆して風や日射による枝葉からの水分の蒸散を抑え、根鉢には散水する。
枝葉に蒸散抑制剤を散布し、根鉢は覆土して乾燥を防ぐ。
要点(書けていたものにチェック)
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 公園緑地工事共通仕様書(令和6年5月) 第2章2-3-1は、やむを得ない理由で当日中に植栽できない樹木は、仮植えするか、または根部を覆土するとともに樹木全体をシート等で被覆して、乾燥や凍結を防ぎ、品質管理に万全を期さなければならないとしている。また、植え付けまでの期間の樹木の損傷、乾燥、鉢崩れを防止するとしている。
- 設問では保管場所の選定(風当たり・日照・照り返しの強い場所を避ける)はすでに行っており、仮植えはしない。そこで、根鉢の覆土やこも・シートによる被覆と散水、樹木全体の被覆、蒸散抑制剤の散布(使用剤・方法は監督職員の承諾を得る)などを書く。
引っかけ:仮植えは行わない条件なので、「仮植えする」は答えにならない。保管場所の選定は既に書かれているので、それ以外の措置を書く。
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論点ページ:植栽・移植の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第二次検定 令和5年度(2023年12月3日(日)実施) 問題4 設問(1)(ニ)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する