建設業経理士の難易度・合格率・勉強時間

  • 直近の合格率建設業経理士2級 47.5%(第38回・2026年3月)、1級 財務諸表 30.1%(第38回・2026年3月)、1級 財務分析 28.7%(第38回・2026年3月)、1級 原価計算 22.5%(第38回・2026年3月)
  • 合格基準100点満点中 70点以上/科目ごとに100点満点中 70点以上
  • 試験時間建設業経理士2級 2時間、1級 財務諸表 各科目 1時間30分、1級 財務分析 各科目 1時間30分、1級 原価計算 各科目 1時間30分
  • 次回の試験日第40回・2027年3月14日(日)・申込は11月10日〜12月10日

建設業経理士2級の合格率は、直近の第38回(2026年3月実施)で47.5%でした。当サイトが収録している範囲では、3月実施回の平均が47.5%、9月実施回の平均が34.4%で、9月回のほうが低い傾向があります。受験する回によって難易度に差が出るのが、この試験の特徴です。また、1級 財務諸表 32.0%、1級 財務分析 31.0%、1級 原価計算 21.0%(直近5回の平均)と、科目によっても差があります。

建設業経理士2級の合格率の推移

回実施日受験者合格者合格率
第38回2026年3月9,2264,38647.5%
第37回2025年9月8,0102,57732.2%
第36回2025年3月9,0144,25447.2%
第35回2024年9月8,0832,95236.5%
第34回2024年3月8,9204,25547.7%

出典:一般財団法人 建設業振興基金の公表資料。第39・33・32・31・30・29回は未発表または当サイト未収録です(推測値は載せていません)。

1級 財務諸表の合格率の推移

回実施日受験者合格者合格率
第38回2026年3月1,48044530.1%
第37回2025年9月1,43940227.9%
第36回2025年3月1,34743031.9%
第35回2024年9月1,31744133.5%
第34回2024年3月1,34949736.8%

出典:一般財団法人 建設業振興基金の公表資料。第39・33・32・31・30・29回は未発表または当サイト未収録です(推測値は載せていません)。

1級 財務分析の合格率の推移

回実施日受験者合格者合格率
第38回2026年3月1,27936728.7%
第37回2025年9月1,27834527.0%
第36回2025年3月1,23532626.4%
第35回2024年9月1,06428827.1%
第34回2024年3月1,17954045.8%

出典:一般財団法人 建設業振興基金の公表資料。第39・33・32・31・30・29回は未発表または当サイト未収録です(推測値は載せていません)。

1級 原価計算の合格率の推移

回実施日受験者合格者合格率
第38回2026年3月1,66837622.5%
第37回2025年9月1,60828417.7%
第36回2025年3月1,70242224.8%
第35回2024年9月1,61932620.1%
第34回2024年3月1,63032820.1%

出典:一般財団法人 建設業振興基金の公表資料。第39・33・32・31・30・29回は未発表または当サイト未収録です(推測値は載せていません)。

級・科目ごとの難しさ

級・科目平均合格率問われ方配点の重い大問
建設業経理士2級42.2%第34〜38回仕訳(5題)、計算問題(4題)、原価計算(費目別・部門別など)、原価計算(工事別・配賦差異など)、精算表第5問 精算表(30点)
1級 財務諸表32.0%第34〜38回論述(2問)、用語選択(空欄補充)、正誤判定、個別論点の仕訳・計算、精算表第5問 精算表(36点)
1級 財務分析31.0%第34〜38回記述(2問)、用語選択または正誤、財務諸表の空欄推定+比率1つ、損益分岐点分析または生産性分析(5問)、2期分の財務諸表による諸比率算定と分析文の空欄補充第5問 2期分の財務諸表による諸比率算定と分析文の空欄補充(30点)
1級 原価計算21.0%第34〜38回記述(2題)、理論(正誤・用語選択)、計算(費目別・部門別・損料・標準原価・配賦差異など)、意思決定・設備投資の経済性計算、工事原価の総合問題(完成工事原価報告書/工事原価計算表)第5問 工事原価の総合問題(完成工事原価報告書/工事原価計算表)(34点)

勉強時間の目安と進め方

建設業経理士2級

第5問の精算表(30点)と第1問の仕訳(20点)で50点。ここを落とさないことが合格の土台です。

第3問・第4問は出題の型が決まっているので、型ごとに解き方を覚えれば安定します。

直近10回分で出題の型はほぼ網羅できます。それ以前の回は苦手な論点だけ拾うのが効率的です。

建設業経理士2級の過去問一覧(第29〜39回・142問)→

1級 財務諸表

第5問の精算表(36点)と第2問の用語選択(14点)で50点。精算表は2級と同じ様式で、決算整理事項の型も毎回ほぼ同じです。

第4問は連結・リース・ヘッジ・JV・株主資本等変動計算書・会計上の変更の型が周期的に出ます。型ごとに解き方を覚えれば数値違いで解けます。

第1問の記述は「定義 → 違い・理由 → 結論」の型で、テーマは資産・費用・収益の概念や評価基準など理論の定番です。模範解答を声に出して言えるようにしてください。

1級 財務諸表の過去問一覧(第29〜39回・97問)→

1級 財務分析

第5問の諸比率算定(30点)と第3問・第4問の計算(35点)で65点。比率の公式と端数処理を正確に覚えることが得点の土台です。

第2問の用語選択(15点)は総合評価・生産性・キャッシュ・フローなどのテーマが繰り返し出ます。

第1問の記述は損益分岐点・キャッシュ・フロー・生産性などの分析手法の意義を問います。公式の意味を言葉で説明できるようにしてください。

1級 財務分析の過去問一覧(第29〜39回・78問)→

1級 原価計算

第4問・第5問の計算(50点前後)が得点源。意思決定・設備投資・標準原価などの型を押さえます。

第2問の正誤(14点)は『原価計算基準』と原価管理の理論から出ます。基準の条文の言い回しに慣れてください。

第1問の記述は原価計算の目的・特殊原価調査・品質原価などの定義を問います。定義 → 建設業での活用の順で書きます。

1級 原価計算の過去問一覧(第29〜39回・68問)→

よくある質問

建設業経理士2級:簿記の知識がなくても受かりますか?

日商簿記3級程度の知識があると学習期間は2〜3か月が目安です。ゼロからなら4か月以上を見てください。

建設業経理士2級:電卓は持ち込めますか?

持ち込めます。このサイトの出題画面にも電卓があります(M+・M−対応)。

建設業経理士2級:過去問は何年分解けばいいですか?

直近10回分で出題の型はほぼ網羅できます。それ以前の回は苦手な論点だけ拾うのが効率的です。

建設業経理士2級:合格率はどのくらいですか?

3月回が47〜48%、9月回が32〜37%で推移しています。9月回は3月回より10〜15ポイント低い傾向があります。

1級 財務諸表:3科目を一度に受けないといけませんか?

1科目ずつ受けられます。合格した科目は5年間有効なので、1回の試験で1〜2科目に絞る受験者が多いです。

1級 財務諸表:記述問題はどう採点されますか?

本試験では要点ごとに部分点が入るとされています。このサイトでは模範解答と要点のチェックリストで自己採点します。

1級 財務諸表:2級と比べてどのくらい難しいですか?

直近5回(第34〜38回)の合格率は 27.9〜36.8%(平均 32.0%)です。同じ期間の2級は 32.2〜47.7%(平均 42.2%)なので、1級のほうが低めです。記述と計算の両方が求められるため、過去問で型を押さえることが近道です。出典は主催者の公表資料です。

1級 財務分析:2級と比べてどのくらい難しいですか?

直近5回(第34〜38回)の合格率は 26.4〜45.8%(平均 31.0%)です。同じ期間の2級は 32.2〜47.7%(平均 42.2%)なので、1級のほうが低めです。記述と計算の両方が求められるため、過去問で型を押さえることが近道です。出典は主催者の公表資料です。

1級 原価計算:2級と比べてどのくらい難しいですか?

直近5回(第34〜38回)の合格率は 17.7〜24.8%(平均 21.0%)です。同じ期間の2級は 32.2〜47.7%(平均 42.2%)なので、1級のほうが低めです。記述と計算の両方が求められるため、過去問で型を押さえることが近道です。出典は主催者の公表資料です。

合格率・受験者数・合格者数は一般財団法人 建設業振興基金の公表値です。勉強時間の目安と進め方は資格試験対策.netが収録問題の出題傾向から整理したものです。最終更新 。