本支店会計の未達事項の整理(一致後の残高)
これは建設業経理士2級 第31回(2022年9月11日(日)実施) 第2問 (3)(配点 3点)の問題です。論点は「本支店会計・内部利益」(重要度B・解答の形は金額)。採点すると、解き方 4 手順・引っかけの指摘が読めます。
次の[ ]に入る正しい金額を計算しなさい。
本店の大阪支店勘定残高は ¥2,900(借方)、大阪支店の本店勘定残高は ¥2,360(貸方)である。決算にあたり、以下の未達事項を整理した結果、本店の大阪支店勘定の残高と大阪支店の本店勘定の残高はそれぞれ ¥[ ]となり一致した。
- ① 本店は、大阪支店の得意先の完成工事未収入金 ¥450 を回収したが、その連絡は大阪支店に未達である。
- ② 大阪支店から本店に送金した ¥250 は未達である。
- ③ 本店は、大阪支店の負担すべき旅費 ¥210 および交際費 ¥180 を立替払いしたが、その連絡が大阪支店に未達である。
- ④ 本店から大阪支店に発送した材料 ¥350 は未達である。
解答欄
正解
| 一致後の残高 | 2,650 円 |
|---|
解き方
- 各未達事項を「どちらが未記帳か」で分ける。①は支店に未達→支店側で処理、②は本店に未達→本店側で処理、③は支店に未達→支店側、④は支店に未達→支店側。
- 本店の大阪支店勘定:②支店からの送金 250 が未達なので、現金 250 / 大阪支店 250。2,900 − 250 = 2,650(借方)。
- 大阪支店の本店勘定:①完成工事未収入金の回収 450(本店 450 / 完成工事未収入金 450)で −450、③旅費 210 と交際費 180 の立替(旅費・交際費 390 / 本店 390)で +390、④材料 350(材料 350 / 本店 350)で +350。2,360 − 450 + 390 + 350 = 2,650(貸方)。
- 両方とも 2,650 で一致する。
引っかけ:未達事項は「未達の側」だけで仕訳する。すべてを本店側で処理すると残高が合わない。片方だけ計算して答えを出したら、もう一方でも同じ 2,650 になることを確かめる。
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論点ページ:本支店会計・内部利益の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→第31回の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した建設業経理士2級 第31回(2022年9月11日(日)実施) 第2問 (3)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する