第38回 第2問 (1)論点:銀行勘定調整重要度 B
銀行勘定調整表(修正後の当座預金残高)
次の<資料>にもとづいて、修正後の当座預金残高を計算しなさい。
決算日における当座預金の帳簿残高は ¥1,250,000、銀行残高証明書の残高は ¥1,420,000 であった。不一致の原因を調べたところ、次の事実が判明した。
- ① 仕入先に振り出した小切手 ¥40,000 が、銀行に未呈示であった(未取付小切手)。
- ② 得意先に対して振り出した小切手 ¥80,000 が、決算日現在まだ相手方に渡されていなかった(未渡小切手)。
- ③ 得意先からの振込 ¥50,000 が、当社に未通知のため帳簿に未記帳であった。
解答欄
正解
| 修正後の当座預金残高 | 1,380,000 円 |
|---|
解き方
- 企業側(帳簿)を直す項目を拾う。②未渡小切手は帳簿から減らした預金がまだ減っていないので +80,000。③振込未記帳は +50,000。
- 帳簿残高 1,250,000 + 80,000 + 50,000 = 1,380,000。これが修正後の当座預金残高。
- 検算:銀行側は 1,420,000 − 40,000(未取付小切手)= 1,380,000 で一致する。
引っかけ:未取付小切手は銀行側の調整項目なので、帳簿は動かしません。「どちらの残高を直すか」で仕分けるのがこの論点のすべてです。