積算上の直接工事費としての経費と完成工事原価報告書上の経費の相違点
これは建設業経理士1級 原価計算 第34回(2024年3月10日(日)実施) 第1問 問2(配点 10点)の問題です。論点は「経費の集計と人件費の区分(役員報酬の等価係数配賦・その他経費)」(重要度A・解答の形は指定字数以内の論述(問1・問2 各10点))。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。
次の問に解答しなさい。各問ともに指定した字数以内で記入すること。
問2 積算上の直接工事費としての経費と完成工事原価報告書上の経費の相違点について説明しなさい。(200 字)
解答欄
正解
模範解答
積算上の直接工事費は、当該工事の施工に直接必要となる費用を事前に見積もったものであるから、そこに含まれる経費は、当該工事に直接跡付けられる直接経費に限られる。一方、完成工事原価報告書の経費は、事後原価計算で集計された実際原価であり、直接経費だけでなく、共通仮設費や現場管理費として集計した工事間接費のうち経費に該当する部分の配賦額も含む。したがって、報告書上の経費は積算上の経費より範囲が広い。
197 字要点(書けていたものにチェック)
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。配点は要点の数で按分します。
解き方
- 積算(事前)の直接工事費に含まれる経費は直接経費のみ、という前提を先に示す。
- 報告書(事後)の経費は直接経費に工事間接費のうち経費に属するものの配賦額を加えたものだと書き、どちらが広いかを明示して締める。
引っかけ:同じ「経費」でも、積算上は直接経費のみ、報告書上は共通仮設費・現場管理費の配賦額を含む点が核心。範囲の広狭を結論として書く。
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第34回の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した建設業経理士1級 原価計算 第34回(2024年3月10日(日)実施) 第1問 問2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する