成長性分析の基本的な手法
これは建設業経理士1級 財務分析 第33回(2023年9月10日(日)実施) 第1問 問2(配点 10点)の問題です。論点は「成長性分析(完成工事高・営業利益・付加価値・総資本の増減率)」(重要度A・解答の形は指定字数(200〜300字)の記述2問、各10点)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
成長性分析に関する次の問に解答しなさい。各問ともに指定した字数以内で記入すること。
問2 成長性分析の基本的な手法について説明しなさい。(300 字)
解答欄
正解
模範解答
成長性分析は二期間以上のデータを比べることを基本とするが、何を比べるかにより二つの手法がある。一つは完成工事高や総資本といった実数を対比する方法、もう一つは利益率や回転率といった比率を対比する方法である。比率には企業規模や利益の絶対額が表れないため、成長の大きさを測るには実数の対比を用いることが多い。もっとも同一企業の中で推移を追うなら、利益率が何ポイント上がったというように比率で示した方が分かりやすいこともある。なお、成長を比率で表す型には、当期実績値を前期実績値で割った成長率と、前期からの増減額を前期実績値で割った増減率とがあり、主要比率表の完成工事高増減率や総資本増減率は後者に属する。
299 字要点(書けていたものにチェック)
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。配点は要点の数で按分します。
解き方
- 二期間以上の比較という基本を示し、比較する指標を実数と比率の二種類に分ける。
- 比率は絶対額が隠れる(短所)が、同一企業内では比率の方が分かりやすい場合もある(長所)と両面を書く。
- 比率で表す二つの型(成長率=当期÷前期、増減率=増減額÷前期)を示し、主要比率表の増減率が後者だと結ぶ。
引っかけ:実数と比率の二方法を挙げるだけでは足りない。比率の短所と長所の両方、成長率と増減率の違い(当期÷前期か、増減÷前期か)まで書き分ける。
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第33回の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した建設業経理士1級 財務分析 第33回(2023年9月10日(日)実施) 第1問 問2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する