純支払利息比率の意味と見方
これは建設業経理士1級 財務分析 第31回(2022年9月11日(日)実施) 第1問 問2(配点 10点)の問題です。論点は「対完成工事高比率(利益率・費用比率・純支払利息比率・金利負担能力)」(重要度B・解答の形は指定字数(200〜300字)の記述2問、各10点)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
対完成工事高比率の分析に関する次の問に解答しなさい。各問ともに指定した字数以内で記入すること。
問2 純支払利息比率について説明しなさい。(200 字)
解答欄
正解
模範解答
純支払利息比率は、支払利息から受取利息及び配当金を差し引いた額を完成工事高で除して百分率で表した比率である。分子は、借入金など有利子負債の利息から預金や有価証券などの金融資産が生む収益を控除した純金利負担であり、これを完成工事高と対比して営業規模に対する金利負担の重さを示す健全性の指標となる。比率が高いことは営業規模のわりに借入れが多く金利の支払いが重い状態を意味するから、低いほど健全である。
198 字要点(書けていたものにチェック)
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。配点は要点の数で按分します。
解き方
- 算式を示し、分子の「純」の意味(支払利息から受取利息及び配当金を控除)を説明する。
- 分母が完成工事高であることから、営業規模に対する金利負担の重さを示す健全性の指標だと位置づける。
- 高いほど有利子負債が過大、低いほど望ましいという判断の方向で結ぶ。
引っかけ:分子を支払利息だけにして「純」を落としやすい。分母は総資本や有利子負債ではなく完成工事高。低い方がよい指標だと明記する。
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第31回の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した建設業経理士1級 財務分析 第31回(2022年9月11日(日)実施) 第1問 問2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する