道路盛土の地下排水工の種類と機能
これは2級舗装施工管理技術者 一般試験 令和5年度(2023年6月25日(日)実施) 問1の問題です。論点は「土工・排水・土質」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
道路盛土における地下排水工の種類と主な機能に関する組合せのうち、不適当なものはどれか。
[種類] ― [機能]
解答欄
正解
正解:(2) のり尻工(ふとんかご・じゃかご工) ― 盛土内への水の浸透防止
解き方
- 道路土工-盛土工指針(平成22年度版)の地下排水工では、地山からの湧水が盛土内に入るのを防ぐもの(基盤排水層、地山側の地下排水溝)と、盛土内に入った浸透水を速やかに外へ出すもの(水平排水層、のり尻工)とに分けて整理している。
- のり尻工(ふとんかご・じゃかご工)は透水性の高い構造であり、のり尻部に集まった盛土内の浸透水を排除するとともにのり尻を安定させるためのものである。浸透を防止する施設ではない。
- よって (2) が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。水平排水層は盛土内に一定間隔で設け、盛土内の浸透水を排除して間隙水圧を下げる。
- (2)不適当。のり尻工は盛土内の浸透水をのり尻から排除する施設であり、機能は「浸透水の排除」である。
- (3)適当。地下排水溝は旧沢部や切盛境などに設け、集まった地下水・浸透水を集水して盛土外へ排除する。
- (4)適当。基盤排水層は地山表面に敷設し、地山から盛土内へ水が浸透するのを防止する。
引っかけ:「防止」と「排除」の入れ替えを問う。盛土の底面(地山側)に設けるものが浸透防止、盛土内・のり尻に設けるものが浸透水の排除と覚える。
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論点ページ:土工・排水・土質の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した2級舗装施工管理技術者 一般試験 令和5年度(2023年6月25日(日)実施) 問1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する