土工の試験の名称と試験結果から求められるもの
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度 後期(2019年10月27日(日)実施) No.1の問題です。論点は「土質調査・軟弱地盤対策」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。
土工に用いられる「試験の名称」と「試験結果から求められるもの」に関する次の組合せのうち,適当でないものはどれか。
[試験の名称] ― [試験結果から求められるもの]
解答欄
正解
正解:(1) スウェーデン式サウンディング試験 ― 土粒子の粒径の分布
解き方
- スウェーデン式サウンディング試験(現在の名称はスクリューウエイト貫入試験)は,おもりによる沈下と回転貫入の抵抗から土の硬軟や締まり具合を調べる原位置試験で,結果は Wsw(荷重)と Nsw(貫入量1m当たりの半回転数)で表す。
- 土粒子の粒径の分布(粒径加積曲線)は,ふるい分析と沈降分析による土の粒度試験で求める。
- よって(1)の組合せが適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。この試験で求めるのは土の硬軟・締まり具合であり,粒径の分布は粒度試験で求める。
- (2)適当。液性限界・塑性限界(コンシステンシー限界)を求め,塑性指数を算出する。
- (3)適当。土粒子の質量に対する間げき中の水の質量の比(含水比)を求める。
- (4)適当。RI計器で湿潤密度と含水量を測り,乾燥密度を算出する。
引っかけ:サウンディングは地盤の硬さ・締まり具合を調べる原位置試験である。粒度や含水比などの物理的性質は室内試験で求めることと区別する。
現行法令との関係:スウェーデン式サウンディング試験は JIS A 1221 の 2020 年改正(2020-10-26)で「スクリューウエイト貫入試験」に名称が変わった(求める値は Wsw・Nsw のまま)。この問題の答えは変わらない。現行名称で出す場合は (1) を「スクリューウエイト貫入試験」とすればよい。
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論点ページ:土質調査・軟弱地盤対策の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度 後期(2019年10月27日(日)実施) No.1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する