標準貫入試験で求められる地盤情報
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度 第2回(2018年2月25日(日)実施) No.1の問題です。論点は「土質調査・軟弱地盤対策」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
標準貫入試験により求められる地盤情報に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 地盤の静的貫入抵抗値の判定
解き方
- 標準貫入試験は、質量63.5kgのハンマーを76cmの高さから自由落下させてSPTサンプラーを地盤に打ち込み、30cm貫入させるのに要する打撃回数(N値)を求める動的な貫入試験である(JIS A 1219)。
- N値からは、支持層の位置の判定、砂質地盤の内部摩擦角の推定、地盤の支持力の推定などを行う。
- 静的貫入抵抗を求めるのはコーン貫入試験やスクリューウエイト貫入試験などの静的サウンディングであり、(2) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。N値の深さ方向の分布から支持層の位置を判定できる。
- (2)適当でない。標準貫入試験は打撃による動的試験で、静的貫入抵抗は求めない。
- (3)適当。砂質土ではN値から内部摩擦角を推定できる。
- (4)適当。N値から基礎の支持力を推定できる。
引っかけ:「貫入抵抗」という語に引かれやすいが、標準貫入試験はハンマーの打撃による動的試験である。静的か動的かで区別する。
同じ論点の過去問
令和8年度 後期 No.7土質試験の試験名と試験結果の利用
令和8年度 後期 No.9軟弱地盤の改良工法(表層処理工法)
令和8年度 前期 No.7土質試験の名称と結果の利用
令和8年度 前期 No.9軟弱地盤の改良工法
令和7年度 後期 No.2土質柱状図とN値の測定
論点ページ:土質調査・軟弱地盤対策の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度 第2回の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度 第2回(2018年2月25日(日)実施) No.1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する