共通仕様書・特記仕様書・施工体制台帳(穴埋め)
これは1級造園施工管理技士 第二次検定 令和7年度(2025年12月7日(日)実施) 問題1 設問(4)の問題です。論点は「設計図書・契約約款」(重要度C・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
(4) 建設工事における一般的な施工管理について、次の記述の[A]〜[C]に当てはまる適当な語句を記述しなさい。
【問題1】次に示す〔図面〕、〔工事数量表〕及び〔工事に係る条件〕に基づく造園工事の施工管理に関する以下の設問(1)〜(4)について答えなさい。
① 発注者が建設工事の仕様を設定する際、建設工事を施工する上で必要な技術的要素や工事内容のうち定型的な内容を盛り込み作成した[A]のみでは、発注者の意図を受注者に十分伝えることができない場合が多いため、発注者は地域性や工事の特殊性に適合した[B]を作成し、工事目的に適合した材料、施工方法、仕上げ等の規定を行う。
② 発注者から建設工事を直接請け負った建設業者は、品質・工程・安全などの施工上のトラブルの発生、一括下請けなどの建設業法違反、安易な重層下請による生産効率低下などを防止する観点から、下請負人に関する事項などを記載した[C]を作成し工事現場ごとに備え置かなければならない。
解答欄
正解
| A | 共通仕様書(共通仕様 も正解) |
|---|---|
| B | 特記仕様書(特記仕様 も正解) |
| C | 施工体制台帳 |
解き方
- A:土木工事共通仕様書(案)(令和7年3月)第1編1-1-1-2 用語の定義は、共通仕様書を「各建設作業の順序、使用材料の品質、数量、仕上げの程度、施工方法等工事を施工するうえで必要な技術的要求、工事内容を説明したもののうち、あらかじめ定型的な内容を盛り込み作成したもの」としている。公園緑地工事では公園緑地工事共通仕様書がこれに当たる。
- B:同じ用語の定義で、特記仕様書は「共通仕様書を補足し、工事の施工に関する明細または工事に固有の技術的要求を定める図書」である。発注者は地域性や工事の特殊性に応じた材料・施工方法・仕上げ等を特記仕様書で定める。共通仕様書と特記仕様書は、図面・現場説明書・質問回答書とともに設計図書を構成し、内容が食い違うときは特記仕様書が優先する。
- C:施工体制台帳は、下請負人の商号・名称、工事の内容・工期、技術者の氏名などを記載して工事現場ごとに備え置く台帳である(建設業法第24条の8)。特定建設業者が発注者から直接請け負い、下請契約の請負代金の総額が政令で定める金額以上になるときに作成義務があり、公共工事では下請契約を締結すれば金額にかかわらず作成し、写しを発注者に提出する(公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律第15条)。
引っかけ:Aは定型的な内容=共通仕様書、Bは個別の工事に合わせたもの=特記仕様書。施工計画(書)は受注者が作成するもので、発注者が仕様を定める図書ではない。Cは「施工体系図」と混同しやすい。施工体系図は各下請負人の施工分担関係を示す図で、工事現場の見やすい場所に掲げる。
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令和7年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第二次検定 令和7年度(2025年12月7日(日)実施) 問題1 設問(4)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する