バックホウによる床掘りの作業日数と台数
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年9月1日(日)実施) 問題B No.27の問題です。論点は「施工計画」(重要度A・解答の形は4つの選択肢から当てはまるものを全て選ぶ形式)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
本工事の雨水排水設備工におけるバックホウを用いた床掘り作業に関する記述として,適当なものを全て選びなさい。
次の〔工事数量表〕及び〔工事に係る条件〕に基づく造園工事に関して,以下の問題24〜問題29について答えなさい。
〔工事に係る条件〕
①本工事は,関東地方の地区公園の未供用区域において,上記の工事数量表に基づき施工するものである。
②花壇植栽工においては,宿根草を植栽する。
③高木移植工のケヤキは,本公園の供用区域内に植栽されているものを掘り取り,約100m運搬して植え付ける。
④高木整姿工においては,高所作業車を用いて作業を行うものとする。
⑤工期は9月1日から翌年の3月10日までである。
ただし,人員,機械等は現場に用意されており,準備及び跡片付け等の時間は考慮しないものとする。
バックホウを用いた床掘り作業
〔条件〕
・バックホウのバケットの容量(ほぐした土量):0.6m³
・バックホウのサイクルタイム:50秒
・バックホウの作業効率:0.8
・バックホウの1日平均作業時間:6時間
・土量変化率(L):1.2
| 工種 | 種別 | 細別 | 規格 | 単位 | 数量 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 植栽工 | 高木植栽工 | オオシマザクラ | H(m) 3.5、C(m) 0.15、W(m) 1.2、株立数 ― | 本 | 12 | * |
| 植栽工 | 高木植栽工 | カツラ | H(m) 4.5、C(m) 0.25、W(m) 1.8、株立数 ― | 本 | 10 | * |
| 植栽工 | 高木植栽工 | シラカシ | H(m) 4.5、C(m) 0.25、W(m) 1.2、株立数 ― | 本 | 5 | * |
| 植栽工 | 高木植栽工 | イチョウ | H(m) 6.0、C(m) 0.40、W(m) 2.0、株立数 ― | 本 | 5 | * |
| 植栽工 | 高木植栽工 | エゴノキ | H(m) 3.5、C(m) 0.21、W(m) ―、株立数 3本立 | 本 | 4 | 株立物 |
| 植栽工 | 花壇植栽工 | (A) | * | * | * | * |
| 移植工 | 高木移植工 | ケヤキ | H(m) 6.0、C(m) 0.40、W(m) 3.0、株立数 ― | 本 | 3 | |
| 雨水排水設備工 | 管渠工 | * | * | 式 | 1 | |
| 雨水排水設備工 | 作業土工 | 床掘り | * | m³ | 1,600 | |
| 樹木整姿工 | 高木整姿工 | イチョウ | H(m) 12.0、C(m) 1.50、W(m) 10.0、株立数 ― | 本 | 20 |
解答欄
正解
正解:(2) バックホウ2台用いて行う場合,5日あれば完了できる。 / (3) バックホウ3台用いて行う場合,4日あれば完了できる。
この 2 つを全て選び、ほかは選ばないときに正解です。
解き方
- バックホウ1台1時間当たりの作業量(地山土量)は,Q=3,600×q×E÷(Cm×L)=3,600×0.6×0.8÷(50×1.2)=28.8m³/hである。
- 1日当たりは28.8×6時間=172.8m³/日・台となり,床掘り1,600m³(地山)に必要な延べ日数は1,600÷172.8=9.26台・日である。
- 1台9日では172.8×9=1,555.2m³,2台5日では172.8×10=1,728.0m³,3台4日では172.8×12=2,073.6m³,4台2日では172.8×8=1,382.4m³となる。1,600m³以上を掘削できるのは(2)と(3)である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。1台9日では1,555.2m³で,1,600m³に足りない。
- (2)適当。2台5日では1,728.0m³となり,完了できる。
- (3)適当。3台4日では2,073.6m³となり,完了できる。
- (4)適当でない。4台2日では1,382.4m³で,1,600m³に足りない。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年9月1日(日)実施) 問題B No.27。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する