第34回 第1問 問1論点:繰延資産・無形固定資産(ソフトウェア・株式交付費・社債発行費)重要度 A配点 10点未着手

長期前払費用と繰延資産の性質上の類似点と相違点

これは建設業経理士1級 財務諸表 第34回(2024年3月10日(日)実施) 第1問 問1(配点 10点)の問題です。論点は「繰延資産・無形固定資産(ソフトウェア・株式交付費・社債発行費)」(重要度A・解答の形は記述(各問 200〜300 字以内、原稿用紙形式))。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。

長期前払費用と繰延資産に関する以下の問に答えなさい。各問ともに指定した字数以内で記入すること。

問1 両者の性質上の類似点と相違点を答えなさい。(250 字)

解答欄

0 / 250 字本試験は解答用紙のマス目に手書きです。書き終えたら「採点する」で模範解答と要点を表示し、書けていた要点にチェックを入れて記録します。

字数は目安です。本試験と同じく、定義 → 理由や違い → 結論の順に書くと要点が入りやすくなります。

正解

模範解答

類似点は、いずれも対価の支払いがすでに済んでいる支出でありながら、棚卸資産などと違って換金性が著しく低いか、まったく換金性をもたない点にある。相違点は役務の受取りの有無にある。長期前払費用は、支払った対価に見合う役務をまだ受け取っておらず、将来役務を受ける権利、すなわち未消費の原価を本質とする。これに対し繰延資産は、役務の提供をすでに受けて消費し終えており、支出の効果が将来に及ぶという理由で資産に計上される費消済原価である。役務を受けたか、消費済みかという点で、両者の性質は本質的に異なる。

247 字
要点(書けていたものにチェック)
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。配点は要点の数で按分します。

解き方

  1. 類似点を先に書く。支出済みであること、換金性が乏しいか無いこと、の二つを一文にまとめる。
  2. 相違点を役務の受取りの有無で対比する。長期前払費用は未消費の原価(用役請求権)、繰延資産は費消済原価(効果が将来に及ぶための擬制的な資産)。
  3. 「役務を受けたか、消費済みか」という対比の語で結論を締める。
引っかけ:類似点・相違点の両方を書く。「未消費の原価」「費消済原価」の対比を落とさない。問2 の会計処理(計上の強制・任意、償却期間)をここに書かない。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した建設業経理士1級 財務諸表 第34回(2024年3月10日(日)実施) 第1問 問1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する