舗装施工管理技術者 試験当日の持ち物と注意点
舗装施工管理技術者の試験は、午前に一般試験、午後に応用試験を同じ会場で受けます。持ち物は受験票・鉛筆またはシャープペンシル(HBかB)・消しゴムで、計算機は使えません。この記事では、令和8年度の受験の手引に書かれている当日の決まりと、当サイトが勧める時間配分をまとめます。
当日の時間割
| 1級 | 2級 | |
|---|---|---|
| 入室時刻 | 9:00 | 9:00 |
| 受験の説明 | 9:15〜9:30 | 9:15〜9:30 |
| 一般試験 | 9:30〜12:30(3時間・60問) | 9:30〜11:30(2時間・40問) |
| 受験の説明(午後) | 13:20〜13:30 | 12:50〜13:00 |
| 応用試験 | 13:30〜16:30(3時間) | 13:00〜15:00(2時間) |
| 応用試験のみ受験の入室時刻 | 13:00 | 12:30 |
遅刻は原則として認められません。受験の説明の開始までに試験室に入っている必要があるので、1級・2級とも9:15より前、応用試験のみの人は説明の開始(1級13:20、2級12:50)より前に着席します。1級は一般試験の終了から応用試験の説明まで50分、2級は1時間20分です。試験場によっては弁当や飲み物を買えないと手引に書かれているので、昼食は持参します。
会場へは公共交通機関で向かいます。試験場とその周辺には駐車できず、車・バイクでの来場は断られています。駐車違反などの呼び出しで試験室を離れると再入室できません。
持ち物チェックリスト
- 受験票:ないと試験室に入れない。机の上に置く。受験票と座席票には何も書き込まない。
- 鉛筆またはシャープペンシル(HBまたはB)と消しゴム:マークシートなので2〜3本用意し、応用試験の記述用に芯の濃さを確かめておく。
- 昼食と飲み物:試験中に机上に置けるのは700ml以下の蓋付きペットボトル1本だけ。瓶・缶・水筒・ペットボトルカバーは不可。試験中の飲食は禁止(水分補給のみ可)。
- 時計:携帯電話を時計代わりに使うことは禁止。スマートウォッチなどウェアラブル端末も使用不可。腕時計の扱いは手引に記載がないので、会場の指示に従う。
- 直前に見る一覧:対で覚える組と段階で覚える数値を1枚にまとめたもの。試験室では監督者の指示でしまう。
電卓は使えない
手引には「計算機、スマートウォッチ等のウェアラブル端末は使用できません」とあります。1級の応用試験には、改良後の路床のCBRや混合物供試体のかさ密度、TA法の等値換算厚のような計算の小問が出ますが、すべて筆算です。問題用紙の余白は計算に使って構いません。過去問を解くときから電卓を使わず、小数点以下の桁数(問題文で「小数点第1位まで」などと指定されます)を含めて手で計算する練習をしておきます。
携帯電話・退室
試験中は携帯電話などの電子機器の電源を切ります。一般試験・応用試験とも、開始後1時間は退室できず、退室すると両方とも失格になります。終了前の10分間も退室できません。問題用紙と解答用紙は持ち帰れませんが、一般試験の問題用紙だけは、終了時刻まで在席した人のうち希望者が持ち帰れます。自己採点のために、マークした番号を問題用紙に写しておくと、持ち帰った問題用紙でその日のうちに答え合わせができます。
一般試験の時間配分
1級は60問を180分、2級は40問を120分で解くので、どちらも1問あたり3分です。四肢択一で全問解答なので、空欄を残す理由はありません。当サイトが勧める配分は次のとおりです(当サイトの目安)。
| 1級(180分) | 2級(120分) | |
|---|---|---|
| 1周目:分かる問題から順に解く。迷う問題は印を付けて飛ばす | 90分 | 60分 |
| 2周目:印の付いた問題を解く | 45分 | 30分 |
| マークの確認(問題番号とずれていないか)・見直し | 30分 | 20分 |
| 予備 | 15分 | 10分 |
1周目を90分(2級は60分)で終えられれば、残り半分の時間を迷った問題に使えます。1周目で1問に3分以上かけないことが要点で、「不適当なものを選ぶ」問題で2つまで絞れたら印を付けて次へ進みます。問題はおおむね分野順(土木一般→舗装→施工管理→法規)に並んでいるので、舗装分野が始まる位置を最初に確かめ、時間が足りなくなったら配点の大きい舗装分野を優先します。
マークの確認は、問題番号と解答欄の番号が合っているかを10問ごとに確かめる形が確実です。飛ばした問題の次でずれるのが典型的な失敗です。
応用試験の時間配分と文字数の管理
1級(180分)
問1の経験記述(必須)と、問2〜5から選んだ2問を解きます。当サイトの目安は、経験記述60分・選択問題2問で各40分・見直し20分・予備20分です。経験記述を先に書くのは、課題200字・対策300字・結果100字の計600字を書き写す作業に時間がかかり、後回しにすると字数を削って終わらせることになるからです。問2〜5は、問題用紙を最初に見渡して、準備した分野の小問が計算中心か語句中心かを確かめてから2問を選びます。
2級(120分)
問1の経験記述と、問2〜5から3問を解きます。当サイトの目安は、経験記述40分・選択問題3問で各20分・見直し10分・予備10分です。2級の選択問題は語群から選ぶ穴埋めが中心なので、1問20分で足ります。迷った語は空欄にせず、語群の残りから最も近いものを入れておきます。
文字数の管理
解答用紙は1行20マスの原稿用紙形式で、1級は課題10行・対策15行・結果5行、2級は課題4行・対策11行(先頭2マスは見出しに使うので78字・218字)です。字数を試験中に数える必要はなく、行数で管理します。1級の課題なら「9行目まで埋まれば180字」のように、準備した文章が何行で終わるかを事前の清書で把握しておきます。上限を超える文は書けないので、準備した文章は上限の8〜9割(1級の対策なら240〜270字)で作っておくと、当日に少し言い回しを変えても収まります。下書きは余白に骨子(課題の一言・対策の①②③・結果の数値)だけを書き、本文はいきなり解答欄に書きます。全文を下書きすると、清書の時間が足りなくなります。
記述の小問で「簡潔に記述しなさい」とある場合は、解答欄の大きさに合わせて1〜2文で書きます。字数の指定がなくても、解答欄からはみ出した部分は読まれない前提で考えてください。
前日までに済ませること
- 受験票の試験場と交通手段を確認し、公共交通機関の所要時間に余裕を足して出発時刻を決める。気象状況で運休区間が出ることもあるので、当日の朝に交通情報を見る。
- 受験票・筆記用具・昼食・飲み物・直前に見る一覧をかばんに入れる。
- 経験記述を手書きで1回清書し、行数と所要時間を確かめる。
- 一般試験は新しい問題を解かず、一覧の見直しだけにする。
- 天災や公共交通機関の運転停止で受験できない状況が見込まれる場合の措置は、協会のサイトで案内されるので確認しておく。
試験の中身の準備は 勉強法 と 学習スケジュール に、経験記述の書き方は 経験記述の書き方と例文 にまとめています。
よくある質問
電卓は持ち込めますか?
使用できません。受験の手引に「計算機、スマートウォッチ等のウェアラブル端末は使用できません」とあります。1級の応用試験の計算問題は、問題用紙の余白で筆算します。
一般試験が早く終わったら退室できますか?
開始後1時間は退室できず、退室すると一般試験・応用試験とも失格です。終了前の10分間も退室できません。それ以外の時間は監督者の指示に従って退室できますが、一般試験の問題用紙を持ち帰れるのは終了時刻まで在席した人だけです。
飲み物は机の上に置けますか?
700ml以下の蓋付きペットボトル1本に限り、自己の責任で机上に置いて飲めます。瓶・缶・水筒・ペットボトルカバーは認められません。試験中の飲食は禁止です。
応用試験の経験記述は、何から書き始めればよいですか?
準備した文章の骨子(課題の一言・対策の①②③・結果の数値)を余白に書いてから、解答欄に本文を書きます。全文の下書きはせず、行数で字数を管理します。1級は課題200字・対策300字・結果100字の上限を超えないよう、準備の段階で8〜9割の字数にしておきます。
受験票を忘れたらどうなりますか?
受験票がないと試験室に入れないと手引に書かれています。前日にかばんへ入れ、当日の朝にもう一度確かめてください。
あわせて読む
出典・参考:日本道路建設業協会 舗装施工管理技術者資格試験の令和8年度 1級・2級 受験の手引き(試験の日時、受験に必要なもの、試験場における注意、試験場への交通)、当サイト収録の応用試験の解答用紙(経験記述の行数とマス数)
この記事は資格試験対策.netが作成しました。内容の誤りにお気づきの場合は お問い合わせフォーム からお知らせください。最終更新 。