令和7年度 問題5 設問5-2論点:構内配電・屋内配線重要度 C未着手

完全地絡時に金属製外箱に生じる対地電圧

これは1級電気工事施工管理技士 第二次検定 令和7年度(2025年10月19日(日)実施) 問題5 設問5-2の問題です。論点は「構内配電・屋内配線」(重要度C・解答の形は五肢択一・記述)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 5 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

次の問に答えなさい。

5-2 図に示す回路において,電気機器に完全地絡が生じたとき,その金属製外箱に生じる対地電圧の値[V]として,正しいものはどれか。

ただし,電線の抵抗など,表示なき抵抗は無視するものとする。

変圧器の二次側100Vの一端が接地抵抗20Ωで接地され,電気機器の金属製外箱は接地抵抗60Ωで接地されている。電気機器の内部で巻線が金属製外箱に完全地絡している。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:3.75 V

解き方

  1. 完全地絡すると,100Vの電圧が変圧器の接地抵抗20Ωと機器の接地抵抗60Ωの直列回路に加わる。地絡電流 I=100÷(20+60)=1.25A。
  2. 金属製外箱の対地電圧は機器側の接地抵抗の電圧降下で,1.25×60=75V。

選択肢ごとの解説

  1. 1.誤り。変圧器側の接地抵抗の電圧降下(1.25×20=25V)。
  2. 2.誤り。電圧を2等分した値で,接地抵抗の比を考えていない。
  3. 3.正しい。100×60/(20+60)=75V。
  4. 4.誤り。接地抵抗の比の取り方を誤った値。
  5. 5.誤り。電源電圧そのもので,接地抵抗による分圧を考えていない。
引っかけ:外箱の電位は機器側の接地抵抗(60Ω)にかかる電圧。接地抵抗を小さくするほど外箱の対地電圧は下がる(D種接地工事の目的)。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第二次検定 令和7年度(2025年10月19日(日)実施) 問題5 設問5-2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する