造園施工管理技士 試験当日の持ち物と注意点

公開 ・執筆・編集:試験対策プロジェクトチーム(スタジオインサイト)

造園施工管理技士の試験は、マークシートも記述も HB の黒鉛筆またはシャープペンシルで書き、電卓は使えません。この記事では、持ち物と時刻を確かめたうえで、第一次検定の時間配分と「全て選ぶ」問題のマークの注意、第二次検定の時間配分と記述の書き方を説明します。

持ち物と、机の上に置けるもの

  • 受検票。受検票がないと受検できません。紛失したら事前に主催者に問い合わせ、当日に会場の受付で再発行の手続をします(顔写真付きの身分証明書が要ります)
  • HB の黒鉛筆またはシャープペンシルと消しゴム。万年筆・ボールペンは使えません。第二次検定の記述も同じです
  • 時計。計算機能・辞書機能・通信機能のある時計と、携帯電話の時計機能は使えません
  • 昼食(1級 第一次検定と、2級の後期で第一次・第二次を続けて受ける人)。試験日は日曜日で、会場周辺の飲食店が休みのことがあると受検の手引に書かれています

試験中に机の上に置いてよいのは「受検票」「鉛筆又はシャープペンシル」「消しゴム」「時計」だけで、筆箱や飲み物は置けません。帽子とイヤホンも着けられません。電卓は使えないので、ネットワーク式工程表の日数、株立物の幹周の総和×0.7、土量の変化率や合理式の計算は、過去問の段階から筆算で解く習慣をつけておいてください。会場には車・バイク・自転車で行けません。

来場・入室の時刻と試験時間

検定来場説明試験時間
1級 第一次(午前・問題A)9時30分まで(入室は9時45分まで)9時45分〜10時00分10時00分〜12時30分
1級 第一次(午後・問題B)—13時35分〜13時45分13時45分〜15時45分
1級 第二次12時45分まで(入室は13時00分まで)13時00分〜13時15分13時15分〜16時00分
2級 第一次(前期・後期)10時00分まで(入室は10時15分まで)10時15分〜10時30分10時30分〜12時40分
2級 第二次13時30分まで(入室は13時45分まで)13時45分〜14時00分14時00分〜16時00分

時刻は令和8年度の受検の手引によります。1級の第一次検定は午前だけ受けると欠席の扱いになり、午後だけ受けることもできません。どの試験も、開始後 1 時間以内と終了 10 分前以降は退室できません。試験問題は、終了時刻まで在席した人のうち希望者に限り持ち帰れます(1級 第一次は午前・午後とも在席が条件)。途中で退室すると持ち帰れないので、自己採点をしたい人は最後まで残ってください。第一次検定の試験問題と正答肢は、試験の翌日の 13 時から 1 年間、主催者のサイトにも掲載されます。

第一次検定の時間配分(当サイトの目安)

1級 午前:150 分で問題A 36 問

問題 A は、庭園・植物・土壌・材料、植栽・芝生・庭園の施工・公園施設、土木・設備・設計図書、施工管理法の一部です。1 問あたり 4 分ほど使えます。名称と性質を答える知識問題を先に解き、水準測量・土量の変化率・合理式などの計算問題は最後にまとめると、計算で止まって知識問題の時間がなくなる事態を防げます。

1級 午後:120 分で問題B 29 問

問題 B は、施工管理法と法規(No.1〜23)のあとに、施工管理法(応用能力)の No.24〜29 が続きます。No.24〜29 は 1 つの〔工事数量表〕と〔工事に係る条件〕を共通に使う 6 問で、4 つの記述をすべて判断するため時間がかかります。No.1〜23 を 60 分ほどで終え、残りの 60 分を応用能力の 6 問と見直しに当てると、合格基準の 2 問を取りにいく時間を確保できます。No.23 までにネットワーク式工程表の計算があれば、後回しにしても構いません。

2級:130 分で 40 問

1 問あたり約 3 分です。No.1〜36 を 80 分ほどで解き、No.37〜40 の基礎的な能力の 4 問に 30 分、残りを見直しに当てる配分にすると、条件を読む時間に余裕が出ます。

「全て選ぶ」問題のマークで落としやすい点

1級の問題 B No.24〜29 と 2級の No.37〜40 は、問題用紙に「正解番号を全てぬりつぶしてください」と指示されます。それ以外の問題は正解番号を 1 つだけぬります。

  • 正解の数は書かれていない。1〜3 個で問題ごとに違う。「適当なもの」が 1 つだけの問題もあるので、2 つ目を無理にぬらない
  • 指示の向きを確かめる。「適当なもの」「正しいもの」のほか、「誤っているもの」「合格となるもの」を全て選ぶ問題もある。問題文の該当部分に線を引いてから記述を読む
  • 4 つ全部はぬらない。正解の数は 1〜3 個なので、4 つともぬると必ず不正解になる。0 個(どれもぬらない)も点にならない
  • 条件を先に読む。〔工事に係る条件〕の工期・地域・根回し済みか・供用中かで、移植の時期や作業の正誤が決まる。6 問(2級は 4 問)とも同じ条件を使うので、最初に一度しっかり読む
  • 行のずれを確かめる。全て選ぶ問題は 1 行に複数ぬるので、隣の問題の行にはみ出していないかを見直す

受検番号は数字をぬりつぶす欄があります。開始直後に受検票を見ながら記入し、訂正は消しゴムできれいに消してから書き直してください。残り時間が少ないときは、見直しより解答欄のずれの確認を優先します。

第二次検定の時間配分と記述の書き方

令和6・7年度の問題用紙では、1級は問題 1〜4、2級は問題 1・2 がすべて必須でした。令和8年度の構成は当日の問題用紙で確かめてください。

1級 165 分・2級 120 分の配分(当サイトの目安)

問題(令和6・7年度)内容目安
1級 問題 2ネットワーク式工程表の完成・日数・フロート、工程計画の穴埋め・要因40 分
1級 問題 3株立物の判定、品質規格の項目、植栽基盤の判定・計算30 分
1級 問題 4規則の数値の穴埋め、安全の措置の記述30 分
1級 問題 1植栽基盤・移植・植栽の記述と穴埋め45 分
1級 見直し空欄・除外条件・単位20 分
2級 問題 1植栽・移植・張芝の名称・手順・記述、工程の正誤65 分
2級 問題 2安全の措置の記述、移動式クレーンなどの正誤・穴埋め40 分
2級 見直し空欄・除外条件15 分

1級は、答えが一つに決まる工程表と判定を先に片づけ、残りの時間を記述に回します。工程表は「解答用紙に図示する」問題なので、問題用紙の余白で結合点ごとの最早開始時刻を計算し、矢線の向きとダミーを確かめてから清書してください。

記述の書き方

  • 条件に合わせる。工期の季節、樹種(常緑か落葉か、過湿を嫌うか)、供用中か、架空線の有無などの〔工事に係る条件〕と食い違うことを書かない
  • 除外された内容を書かない。「安全管理に関する内容は除く」「灌水に関する内容は除く」とあれば、その内容は点にならない
  • 方法・部位・数値まで書く。「十分に注意する」で終わらせず、「幹との交差部に杉皮を巻き、シュロ縄で割り縄がけに結束する」のように何をどうするかを 1 文で書く
  • 問われた形で答える。名称を問われたら名称(樽巻き・揚巻き など)、目的を問われたら目的、2 つと言われたら別々の観点を 2 つ
  • 正誤の問題は語句で直す。「適当でない場合は適当な語句を」とあれば、○ か、正しい語句・数値だけを書く

2級の後期で第一次・第二次を同じ日に受ける人は、第一次検定を欠席すると午後の第二次検定を受けられず、第一次検定が不合格だと第二次検定は採点されません。午前の手ごたえにかかわらず、午後も最後まで受けてください。型ごとの頻出パターンは第二次検定の頻出論点にまとめています。

よくある質問

電卓は使えますか?

使えません。受検の手引に「電卓等は使用できません」と書かれています。工程表の日数、株立物の幹周、透水試験の減水速度などは筆算で計算します。

全て選ぶ問題で 1 つしか分からないときは?

正解の数は 1〜3 個で問題ごとに違い、正解が 1 つだけの問題もあります。数で決めずに、残りの記述も条件に照らして 1 つずつ ○× を判断し、○ と判断したものを全てぬってください。4 つ全部をぬると必ず不正解になります。

第二次検定はボールペンで書きますか?

いいえ。HB の黒鉛筆またはシャープペンシルで書きます。万年筆・ボールペンは使えません。

試験問題は持ち帰れますか?

終了時刻まで在席した人のうち、希望者に限り持ち帰れます。途中で退室した人は持ち帰れません。第一次検定の試験問題と正答肢は翌日から 1 年間、第二次検定の試験問題も翌日から 1 年間、主催者のサイトに掲載されます(第二次検定の解答は公表されません)。

あわせて読む

出典・参考:令和8年度 1級 第一次検定 受検の手引・1級 第二次検定 受検の手引・2級 第一次検定(後期)受検の手引・2級 第二次検定 受検の手引・2級 第一次・第二次検定 受検の手引(旧受検資格)(一般財団法人 全国建設研修センター。持ち物・時刻・試験会場での注意・試験問題の公表)、1級・2級造園施工管理技術検定の試験問題(正解番号のぬり方、第二次検定の構成)

この記事は資格試験対策.netが作成しました。内容の誤りにお気づきの場合は お問い合わせフォーム からお知らせください。最終更新 。