造園施工管理技士の難易度・合格率・勉強の進め方

第一次検定と第二次検定の両方に合格して、はじめて造園施工管理技士になります。直近の合格率は、1級造園 一次 49.4%(令和8年度)、1級造園 二次 45.0%(令和7年度)、2級造園 一次 61.7%(令和8年度 前期)、2級造園 二次 50.4%(令和7年度)です。

  • 直近の合格率1級造園 一次 49.4%(令和8年度)、1級造園 二次 45.0%(令和7年度)、2級造園 一次 61.7%(令和8年度 前期)、2級造園 二次 50.4%(令和7年度)
  • 直近5回の平均1級造園 一次 45.2%、1級造園 二次 42.4%、2級造園 一次 55.1%、2級造園 二次 43.1%
  • 合格基準得点が60%以上(1級の第一次検定は、あわせて施工管理法(応用能力)の得点が30%以上)/得点が60%以上
  • 出題形式1級造園 一次 四肢択一・4つの選択肢から当てはまるものを全て選ぶ形式、1級造園 二次 記述・穴埋め、2級造園 一次 四肢択一・4つの選択肢から当てはまるものを全て選ぶ形式、2級造園 二次 記述・穴埋め

級・検定ごとの難しさ

級・検定直近の合格率直近5回の平均出題形式合格基準
1級造園 一次49.4%令和8年度45.2%四肢択一・4つの選択肢から当てはまるものを全て選ぶ形式得点が60%以上(1級の第一次検定は、あわせて施工管理法(応用能力)の得点が30%以上)
1級造園 二次45.0%令和7年度42.4%記述・穴埋め得点が60%以上
2級造園 一次61.7%令和8年度 前期55.1%四肢択一・4つの選択肢から当てはまるものを全て選ぶ形式得点が60%以上
2級造園 二次50.4%令和7年度43.1%記述・穴埋め得点が60%以上

1級造園 一次の合格率の推移

回実施日受検者合格者合格率
令和8年度2026年9月3,2991,62949.4%
令和7年度2025年9月3,2901,71352.1%
令和6年度2024年9月3,4511,56645.4%
令和5年度2023年9月2,75497035.2%
令和4年度2022年9月3,0911,36044.0%
令和3年度2021年9月3,0081,08035.9%
令和2年度2020年9月2,9741,17839.6%
令和元年度2019年9月3,4041,26037.0%
平成30年度2018年9月3,4301,41441.2%

出典:一般財団法人 全国建設研修センターの公開資料。令和2年度以前は学科試験。国土交通省の報道発表(令和4年度まで)と全国建設研修センターの合格発表資料の値。平成29年度は一次資料で確かめられないので載せていない。令和6年度から受検資格が19歳以上(実務経験は不要)に変わった。

1級造園 二次の合格率の推移

回実施日受検者合格者合格率
令和7年度2025年12月1,97989045.0%
令和6年度2024年12月1,69667840.0%
令和4年度2022年12月1,47167746.0%
令和3年度2021年12月1,47759140.0%
令和2年度2020年12月1,69569541.0%

出典:一般財団法人 全国建設研修センターの公開資料。令和2年度以前は実地試験。国土交通省の報道発表(令和4年度まで)と全国建設研修センターの合格発表資料の値。平成28年度〜令和元年度と令和5年度は一次資料で確かめられないので載せていない。令和6年度の合格率は受検者数と合格者数から計算した値。

2級造園 一次の合格率の推移

回実施日受検者合格者合格率
令和8年度 前期2026年6月1,56696761.7%
令和7年度 後期2025年11月2,4391,21249.7%
令和7年度 前期2025年6月1,52686856.9%
令和6年度 後期2024年11月2,7081,36950.6%
令和4年度 後期2022年11月2,9831,69156.7%
令和4年度 前期2022年6月1,76196154.6%
令和3年度 後期2021年11月3,1141,55149.8%
令和3年度 前期2021年6月1,55581252.2%
令和2年度 後期2020年11月3,5692,08058.3%
令和元年度 前期2019年6月1,16358450.2%
平成30年度 前期2018年6月95047850.3%

出典:一般財団法人 全国建設研修センターの公開資料。令和2年度以前は学科試験。後期(令和2年度は後期のみ)は第一次検定のみの受検者と、第二次検定と同じ日に受けた人の合計。平成29年度、平成30年度・令和元年度の後期、令和5年度の各回と令和6年度前期は一次資料で確かめられないので載せていない。

2級造園 二次の合格率の推移

回実施日受検者合格者合格率
令和7年度2025年11月2,3001,16050.4%
令和6年度2024年11月2,3261,14649.3%
令和4年度2022年11月2,4741,00540.6%
令和3年度2021年11月2,6241,11942.6%
令和2年度2020年11月3,3531,08932.5%

出典:一般財団法人 全国建設研修センターの公開資料。令和2年度は実地試験で、受検者数は実地試験の出席者全員(同じ日の学科試験に合格しなかった人を含む)。令和3年度以降は第一次検定の合格者と第二次検定のみの受検者の合計のため、年度をまたいで単純に比べられない。平成28年度〜令和元年度と令和5年度は一次資料で確かめられないので載せていない。令和6年度の合格率は受検者数と合格者数から計算した値。

勉強の進め方

1級造園 一次

合格には65問中39問(60%)以上の正解に加えて、施工管理法(応用能力)6問のうち2問以上の正解が必要です(令和8年度)。全問必須なので、まず出題の多い施工管理法(工程・安全・施工計画・品質・樹木の規格)を固めましょう。

応用能力の問題は「適当なものを全て選びなさい」などの形式で、正解の数は問題ごとに違い、正解を全て選んだときだけ得点になります。当サイトでもチェックボックスで選んで採点できるので、本番と同じ形で練習しましょう。

庭園の様式・樹木の性質・役石や竹垣の名称などの造園の知識は、同じ論点がくり返し出ます。法規は建設業法・労働安全衛生法などの改正で数値が変わるので、当サイトの「問題改訂」「現行法令との関係」もあわせて読みましょう。

1級造園 一次の過去問一覧(平成29年度〜令和8年度・650問)→

1級造園 二次

令和6・7年度は施工経験記述がなく、図面・工事数量表と条件に基づく造園工事の施工管理(問題1)、工程管理(問題2)、品質管理(問題3)、安全管理(問題4)の4問すべてが必須でした。令和5年度までは経験記述(問題1)と造園工事(問題2)が必須で、問題3〜5から1問を選ぶ構成です。問題用紙の指示をよく読みましょう。

工程管理はネットワーク式工程表の完成・クリティカルパス・トータルフロート・工期の短縮が毎年出ています。当サイトの解説の計算の手順をなぞって、手で解けるようにしておきましょう。

植栽・移植と樹木の規格は、根回し・掘取り・根巻き・支柱、株立物の寸法規格の合否、長谷川式土壌貫入計による植栽基盤の判定などがくり返し出ます。規格基準の数値と、作業の目的・留意事項を短い文で書けるようにしておきましょう。

1級造園 二次の過去問一覧(平成28年度〜令和7年度・212問)→

2級造園 一次

合格基準は得点60%(40問中24問)で、回によっては23問・22問とされたこともあります。全問必須なので、出題の多い植栽・造園植物・土壌・安全管理から固めましょう。

最後の4問(施工管理法(基礎的な能力))は「適当なものを全て選びなさい」などの形式で、正解の数は問題ごとに違います。植栽・移植、樹木の規格の判定、施工計画が続けて出ているので、論点別に解いて得点源にしましょう。

前期と後期は同じ並びで出題され、庭園の様式や竹垣・飛石の名称、芝の植付け方法など図から答える問題もくり返し出ています。直近の回から順に通して解き、間違えた論点を論点別のページで復習しましょう。

2級造園 一次の過去問一覧(平成29年度〜令和8年度・690問)→

2級造園 二次

令和6・7年度は施工経験記述がなく、工事数量表と条件に基づく造園工事の施工管理(問題1)と安全管理(問題2)の2問が必須でした。令和5年度までは経験記述(問題1)・造園工事の施工管理(問題2)・安全管理(問題3)の3問です。

施工管理の問題は、高木の植付け・移植(植え穴・水極め・根回し・根巻き・支柱)と張芝(目地張り・目土かけ)が毎年のように出ています。作業の名称・手順と目的をセットで覚えましょう。

安全管理は、移動式クレーンと玉掛け、高所作業車・移動はしご・脚立、バックホウ、刈払機、熱中症など、現場で取る具体的な措置が問われます。模範解答と別解を読み比べて、措置を短く具体的に書く練習をしましょう。

2級造園 二次の過去問一覧(平成28年度〜令和7年度・119問)→

よくある質問

1級造園 一次:合格ラインは何問ですか?

全体の得点が60%以上で、かつ施工管理法(応用能力)の得点が30%以上です。令和8年度は65問中39問以上、かつ応用能力6問中2問以上でした(令和5年度は65問中38問以上)。

1級造園 一次:「正解を全て選ぶ問題」はどう答えますか?

令和3年度から、問題B No.24〜29(施工管理法(応用能力))は「適当なものを全て選びなさい」などの形式で、正解の番号を全てぬりつぶします。正解の数は問題ごとに違い、正解でない番号もぬると得点になりません。当サイトでもチェックボックスで全て選んで採点できます。

1級造園 二次:解答は公表されていますか?

主催者は第二次検定の解答を公表していません。当サイトの模範解答・別解・採点の要点は、問題文と公園緑地工事共通仕様書・規格基準・法令などをもとに当サイトで作成したオリジナルです。

1級造園 二次:経験記述は出ますか?

令和5年度までは問題1(必須)で施工経験記述(工程管理または品質管理の課題と、その処置・対策)が出ましたが、令和6・7年度は出題がありませんでした。過去の経験記述の問題と記述例は当サイトに収録しています。

1級造園 二次:選択問題はありますか?

令和5年度までは問題3(工程管理)・問題4(品質管理)・問題5(安全管理)から1問を選ぶ形式でした。令和6・7年度は問題1〜4がすべて必須です。

2級造園 一次:合格ラインは何問ですか?

得点が60%以上で、40問中24問以上が基本です。令和3年度前期・令和5年度前期・令和7年度後期は23問以上、令和3年度後期は22問以上とされました。

2級造園 一次:前期と後期はどちらを受ければいいですか?

第一次検定だけなら前期(6月)・後期(11月)のどちらでも受けられます。第二次検定は年1回で、後期の第一次検定と同じ日に行われ、両方を同じ日に受けることもできます。

2級造園 一次:「正解を全て選ぶ問題」はどう答えますか?

令和3年度から、No.37〜40(施工管理法(基礎的な能力))は「適当なものを全て選びなさい」などの形式で、正解の番号を全てぬりつぶします。正解の数は問題ごとに違い、正解でない番号もぬると得点になりません。当サイトでもチェックボックスで全て選んで採点できます。

合格率・受検者数・合格者数は一般財団法人 全国建設研修センターと国土交通省の公表値です。勉強の進め方は資格試験対策.netが収録問題の出題傾向から整理したものです。最終更新 。