電気工事施工管理技士の難易度・合格率・勉強の進め方
第一次検定と第二次検定の両方に合格して、はじめて電気工事施工管理技士になります。直近の合格率は、1級電気工事 一次 36.3%(令和8年度)、1級電気工事 二次 69.6%(令和7年度)、2級電気工事 一次 57.4%(令和8年度 前期)、2級電気工事 二次 51.8%(令和7年度)です。
- 直近の合格率1級電気工事 一次 36.3%(令和8年度)、1級電気工事 二次 69.6%(令和7年度)、2級電気工事 一次 57.4%(令和8年度 前期)、2級電気工事 二次 51.8%(令和7年度)
- 直近5回の平均1級電気工事 一次 38.7%、1級電気工事 二次 58.0%、2級電気工事 一次 54.0%、2級電気工事 二次 48.7%
- 合格基準得点が60%以上(1級の第一次検定は、あわせて施工管理法(応用能力)の6問中3問以上の正解)/得点が60%以上
- 出題形式1級電気工事 一次 四肢択一・五肢択一、1級電気工事 二次 記述・穴埋め・五肢択一、2級電気工事 一次 四肢択一・五肢択一、2級電気工事 二次 記述・穴埋め・四肢択一
級・検定ごとの難しさ
| 級・検定 | 直近の合格率 | 直近5回の平均 | 出題形式 | 合格基準 |
|---|---|---|---|---|
| 1級電気工事 一次 | 36.3%令和8年度 | 38.7% | 四肢択一・五肢択一 | 得点が60%以上(1級の第一次検定は、あわせて施工管理法(応用能力)の6問中3問以上の正解) |
| 1級電気工事 二次 | 69.6%令和7年度 | 58.0% | 記述・穴埋め・五肢択一 | 得点が60%以上 |
| 2級電気工事 一次 | 57.4%令和8年度 前期 | 54.0% | 四肢択一・五肢択一 | 得点が60%以上 |
| 2級電気工事 二次 | 51.8%令和7年度 | 48.7% | 記述・穴埋め・四肢択一 | 得点が60%以上 |
1級電気工事 一次の合格率の推移
| 回 | 実施日 | 受検者 | 合格者 | 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 令和8年度 | 2026年7月 | 27,387 | 9,947 | 36.3% |
| 令和7年度 | 2025年7月 | 24,821 | 10,290 | 41.5% |
| 令和6年度 | 2024年7月 | 23,927 | 8,784 | 36.7% |
| 令和5年度 | 2023年6月 | 16,265 | 6,606 | 40.6% |
| 令和4年度 | 2022年6月 | 16,883 | 6,458 | 38.3% |
| 令和3年度 | 2021年6月 | 15,001 | 7,993 | 53.3% |
| 令和2年度 | 2020年10月 | 14,407 | 5,493 | 38.1% |
| 令和元年度 | 2019年6月 | 15,048 | 6,128 | 40.7% |
| 平成30年度 | 2018年6月 | 16,989 | 9,532 | 56.1% |
| 平成29年度 | 2017年6月 | 17,922 | 8,595 | 48.0% |
出典:一般財団法人 建設業振興基金の公開資料。令和2年度以前は学科試験。建設業振興基金の結果表・実施結果と国土交通省の報道発表(平成30年度)の値。令和8年度の合格率は受検者数と合格者数から計算。令和6年度から19歳以上なら実務経験なしで受検でき、受検者が増えた。
1級電気工事 二次の合格率の推移
| 回 | 実施日 | 受検者 | 合格者 | 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 令和7年度 | 2025年10月 | 9,494 | 6,607 | 69.6% |
| 令和6年度 | 2024年10月 | 8,250 | 4,093 | 49.6% |
| 令和5年度 | 2023年10月 | 8,535 | 4,527 | 53.0% |
| 令和4年度 | 2022年10月 | 7,685 | 4,537 | 59.0% |
| 令和3年度 | 2021年10月 | 7,922 | 4,655 | 58.8% |
| 令和2年度 | 2021年2月 | 6,723 | 4,887 | 72.7% |
| 令和元年度 | 2019年10月 | 8,114 | 5,382 | 66.3% |
| 平成30年度 | 2018年10月 | 12,034 | 8,875 | 73.7% |
出典:一般財団法人 建設業振興基金の公開資料。令和2年度以前は実地試験。建設業振興基金の結果表・実施結果と国土交通省の報道発表(平成30年度)の値。令和8年度は合格発表前。
2級電気工事 一次の合格率の推移
| 回 | 実施日 | 受検者 | 合格者 | 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 令和8年度 前期 | 2026年6月 | 4,646 | 2,669 | 57.4% |
| 令和7年度 後期 | 2025年11月 | 6,841 | 3,772 | 55.1% |
| 令和7年度 前期 | 2025年6月 | 4,417 | 2,663 | 60.3% |
| 令和6年度 後期 | 2024年11月 | 5,751 | 2,730 | 47.5% |
| 令和6年度 前期 | 2024年6月 | 4,425 | 2,202 | 49.8% |
| 令和5年度 後期 | 2023年11月 | 7,777 | 3,408 | 43.8% |
| 令和5年度 前期 | 2023年6月 | 4,810 | 2,561 | 53.2% |
| 令和4年度 後期 | 2022年11月 | 8,027 | 4,466 | 55.6% |
| 令和4年度 前期 | 2022年6月 | 4,467 | 2,651 | 59.3% |
| 令和3年度 後期 | 2021年11月 | 8,359 | 4,776 | 57.1% |
| 令和3年度 前期 | 2021年6月 | 3,706 | 2,235 | 60.3% |
| 令和2年度 後期 | 2020年11月 | 8,239 | 4,818 | 58.5% |
| 令和元年度 後期 | 2019年11月 | 7,548 | 4,237 | 56.1% |
| 令和元年度 前期 | 2019年6月 | 1,813 | 1,021 | 56.3% |
| 平成30年度 前期 | 2018年6月 | 1,453 | 949 | 65.3% |
| 平成29年度 | 2017年11月 | 9,548 | 5,995 | 62.8% |
出典:一般財団法人 建設業振興基金の公開資料。令和2年度以前は学科試験。後期(年1回の平成29年度・令和2年度を含む)は第一次検定のみの受検者と、第二次検定と同じ日に受けた人の合計。前期は第一次検定のみ。平成30年度後期の合計は一次資料で確かめられないので載せていない。令和5年度以降の前期の合格率は受検者数と合格者数から計算。
2級電気工事 二次の合格率の推移
| 回 | 実施日 | 受検者 | 合格者 | 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 令和7年度 | 2025年11月 | 5,023 | 2,600 | 51.8% |
| 令和6年度 | 2024年11月 | 4,782 | 2,460 | 51.4% |
| 令和5年度 | 2023年11月 | 6,543 | 2,816 | 43.0% |
| 令和4年度 | 2022年11月 | 6,311 | 2,947 | 46.7% |
| 令和3年度 | 2021年11月 | 6,932 | 3,493 | 50.4% |
| 令和2年度 | 2020年11月 | 6,588 | 2,967 | 45.0% |
| 令和元年度 | 2019年11月 | 7,151 | 3,249 | 45.4% |
| 平成29年度 | 2017年11月 | 8,577 | 3,423 | 39.9% |
出典:一般財団法人 建設業振興基金の公開資料。令和2年度以前は実地試験。受検者数は建設業振興基金の結果表の数え方(同じ日の第一次検定(学科)に合格しなかった人を含む)で全年度そろえた。平成30年度はこの数え方の値が一次資料に無いので載せていない。
勉強の進め方
1級電気工事 一次
合格には全体の60%(60問中36問)に加えて、施工管理法(応用能力)6問のうち3問以上の正解が必要です。応用能力は施工計画・工程表・品質管理の五肢択一なので、施工管理の過去問をくり返して足切りを防ぎましょう。
電気工学の No.7〜12(6問から4問。No.1〜6 は必須)・電気設備(32問から14問)・関連分野(8問から5問)・施工(9問から6問)・法規(13問から10問)は選択です。電気設備は出題数が多いので、得意な設備(構内電気設備・受変電・送配電など)を軸に解く問題を早めに決めましょう。
法規は建設業法・電気事業法・電気工事士法・労働安全衛生法の改正で数値や用語が変わります。当サイトの「問題改訂」「現行法令との関係」も読んでおくと安心です。
1級電気工事 一次の過去問一覧(平成29年度〜令和8年度・911問)→
1級電気工事 二次
施工経験記述(工程管理・品質管理・安全管理)、労働災害の防止または品質を確保する方法、技術用語の記述が記述式で、計算と法規は五肢択一です。令和6年度から、経験記述は工事概要を書かず、示された条件の電気工事について書く形に変わりました。
技術用語は一覧から4つを選び、それぞれ2つの技術的な内容を書きます。施工上の留意点・動作原理・目的・特徴などの書き方の型を、模範解答で身につけましょう。
計算(電線の抵抗・電圧降下・支線の張力など)と法規(建設業法・電気事業法の空欄)は、令和4年度から正答肢が公表されている択一式です。確実に得点できるよう過去問で練習しましょう。
1級電気工事 二次の過去問一覧(平成30年度〜令和8年度・72問)→
2級電気工事 一次
合格基準は40問中24問(60%)です。必須問題(令和6年度からは No.1〜4 と No.36〜40)を落とさず、選択問題は得意な分野から選べるよう準備しましょう。
No.37〜40(施工管理法の能力問題)は五肢択一の必須問題です。施工計画・工程表・品質管理の図表がよく問われるので、施工管理の過去問を論点別に解いておくと得点源になります。
前期(6月)と後期(11月)で出題の並びは同じです。直近の回から順に、回別に通して解く練習をしましょう。
2級電気工事 一次の過去問一覧(平成29年度〜令和8年度・1078問)→
2級電気工事 二次
問題1(施工経験記述)・問題2(施工管理または安全管理の語句と、高圧受電設備の単線結線図)・問題3(技術用語)は記述式、問題4(計算)と問題5(法規)は四肢択一です(令和2年度までは工程表と法規の誤りの訂正の記述)。
単線結線図の問題は、高圧受電設備の機器(限流ヒューズ付高圧交流負荷開閉器・遮断器・断路器・避雷器・進相コンデンサなど)の名称と機能が毎年問われます。標準的な受電設備の構成を図で覚えておきましょう。
技術用語は一覧から3つを選び、それぞれ2つの技術的な内容を書きます。模範解答を読み、具体的な数値や手順を入れて書く型を身につけましょう。
2級電気工事 二次の過去問一覧(平成29年度〜令和7年度・77問)→
よくある質問
1級電気工事 一次:合格ラインは何問ですか?
全体の得点が60%以上(60問中36問以上)で、かつ施工管理法(応用能力)の6問中3問以上の正解です。令和7・8年度の合格基準は「60.0点(100点換算)、施工管理法(応用能力)6問中3問以上」と発表されています。
1級電気工事 一次:応用能力の問題はどんな形式ですか?
令和3年度から出題されている五肢択一の必須問題で、令和6年度からは午後の No.55〜60 です。施工計画・工程表・品質管理を題材に、施工管理の応用的な判断が問われます。
1級電気工事 二次:解答は公表されていますか?
主催者が公表しているのは、令和4年度からの五肢択一(計算と法規)の正答肢だけで、記述式の解答は公表していません。当サイトの模範解答・別解・採点の要点は、当サイトで作成したオリジナルです。
1級電気工事 二次:経験記述はどう変わりましたか?
令和5年度までは自分が経験した電気工事の概要を書いたうえで記述する形式でしたが、令和6年度からは工事概要を書かず、問題に示された条件(運用中の施設、作業時間の制約など)の電気工事について、経験を踏まえて書く形式に変わりました。問A・問Bから1つを選びます。
2級電気工事 一次:合格ラインは何問ですか?
得点が60%以上です(40問中24問以上)。
2級電気工事 一次:前期と後期はどちらを受ければいいですか?
第一次検定だけなら前期(6月)・後期(11月)のどちらでも受けられます。第二次検定は年1回で、後期の第一次検定と同じ日に行われます。
2級電気工事 二次:解答は公表されていますか?
主催者が公表しているのは、令和4年度からの四肢択一(計算と法規)の正答肢だけで、記述式の解答は公表していません。当サイトの模範解答・別解・採点の要点は、当サイトで作成したオリジナルです。
2級電気工事 二次:第一次検定と同じ日に受けられますか?
はい。第二次検定は後期の第一次検定と同じ日の午後に行われます。第一次・第二次を同時に申し込んだ人が第一次検定に合格しなかった場合、第二次検定は採点されません。
合格率・受検者数・合格者数は一般財団法人 建設業振興基金と国土交通省の公表値です。勉強の進め方は資格試験対策.netが収録問題の出題傾向から整理したものです。最終更新 。