第38回 第1問 (3)論点:退職給付引当金重要度 B
退職給付引当金の繰入(本社分と現場分)
次の取引について仕訳を示しなさい。使用する勘定科目は下記の<勘定科目群>から選び、その記号(A〜H)と勘定科目を書くこと。
決算にあたり、退職給付引当金の当期繰入額を計上する。当期の繰入額は本社事務員分 ¥300,000、現場作業員分 ¥500,000 である。
A未成工事支出金B退職給付引当金C販売費及び一般管理費D退職給付引当金繰入額E完成工事原価F現金預金G労務費H工事未払金
解答欄
正解
| 記号 | 借方科目 | 金額 | 記号 | 貸方科目 | 金額 |
|---|---|---|---|---|---|
| C | 販売費及び一般管理費 | 300,000 | B | 退職給付引当金 | 800,000 |
| A | 未成工事支出金 | 500,000 |
解き方
- 退職給付引当金の繰入は、誰の分かで借方科目が変わる。本社事務員分は販売費及び一般管理費。
- 現場作業員分は工事原価(労務費)なので、未成工事支出金に含める。
- 貸方は合計 800,000 を退職給付引当金にまとめる。
引っかけ:現場分を「労務費」と書きたくなりますが、仕訳問題では未成工事支出金で集計するのが建設業経理の型です。勘定科目群に「退職給付引当金繰入額」があっても、建設業では販売費及び一般管理費または未成工事支出金を使います。